初期の課題

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ゴン太のホームスクーリングは、小学校就学時に始まったのではありません。ゴン太が保育園・年中の時、小学校統合が決まり、保育園統合も決まったのです。統合問題については、別の機会に書きます。

統合園が「良い保育園」ならば、遠くなっても行かせたでしょうが、そうではないことが問題でした。「そうではない」のは、園長や保育士さんに問題があったわけではありません。ここのところは、統合問題として、別に譲ります。

ゴン太が年長になったとき、行かせるべき保育園がなくなったわけで、わが家の選択肢は2つです。
1.まともな小学校、保育園がある自治体に引っ越しする
2.ホームスクーリング(ホーム保育園)

じつはこの段階で、京都大学大学院教育学研究科と地域の連携が見えていたわけで、他地域へ引っ越しするより、ここで何とかする方が、子どもたちにとっても、より大きな果実が得られるのではないかと期待されました。

2006年4月、ゴン太は保育園に行かなくなり、家で過ごすことになりました。
最初の2カ月ほど、ゴン太は「保育園に行きたい!!」と言っていました。さすがにこの時期、親として、心が迷いました。でも、ふっと気づいたのですが、ゴン太は、自分で遊べない。目の前の状況、目の前にあるものを活用することができない。

なんでだろう? と、夫婦で考えました。どうやら、保育園で、遊ぶことを保育士さんが準備し、指導してくれていたことが、はからずも自発性を伸ばさなかったことにつながっているようです。誤解があっては困りますが、野殿童仙房保育園の保育士さんたちは、とてもいい保育をして下さいました。そのことに最大の感謝をしています。

が、いっぽうで、「いい保育」がマイナスになる面があるのだということに、保育園から離れて初めて気づいたのです。もし、保育園に行かせ続けていたら、気づくことさえなかったかもしれません。

ゴン太に対し、つきはなしを決めました。6月頃から、なんなとある物を工夫して創造的な遊びを試みるようになってきました。そのころから、「保育園に行きたい」と言わなくなりました。

ただ、家の中でごろごろすることも多かったので、秋頃、課題を与えました。3つの課題です。

1.「心の課題」 犬の世話
2.「体の課題」 畑で、一輪車を使って、木材チップを運び、マルチングをする
3.「頭の課題」 絵本をノートに書き写す

スケジュールやカリキュラムではありません。やってもやらなくても、かまいません。
ゴン太は、けっこうがんばっていました。
でも、続かない。

おとなでも、毎日同じことを続けるのは苦痛です。6歳児ですから、やむを得ないと言えば、やむを得ません。
ならば、課題とは「させるもの」なのでしょうか。

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