山を歩いて、道を調べています。この山は私有林ですが、山の所有者でさえも、道がどう続いてどうつながっているか、把握していません。
この山道は、数十年前、自動車がこの地域を走っていなかった頃、地域の方が歩いて通った道です。いまは、たまに人が通るほか、けもの道にもなっているようです。
山の道は、だいたい山の背(尾根)を通っています。道は複雑なようでも、だいたい地形に沿って歩けば、どこかへ出ます。この山はぐるり周囲を車の道か、参道が囲っているので、遭難はあり得ません。
山にはいろんな動物がいますが、このあたりには熊はいません。イノシシや鹿はいます。でも、人間の音を聞いたら逃げてしまいます。ここらへんで、人間がイノシシや鹿に襲われたという話はありません。ときどき都会でそういう事件がおきるのは、人間が動物を追い詰めて動物が恐怖でパニックになるんじゃないでしょうか。
写真右上は、山神閣。このあたりでいちばん高い位置にあります。山神閣の前の階段をおりて、途中から山へ入ります。
さらに行くと、下の写真のような大きな岩があります。標高500メートルほどの山の頂上なのに、こういう岩が、けっこうあちこちにあります。だれがこんなところにもってきたんでしょう?
そして、この岩の少し先に、鹿の角が落ちていました。
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