» 渓谷のブログ記事

s-IMG_3729.jpg7歳の長男に、渓谷の写真を見せると、 何としても行きたいと言いました。さすがに、親として、7歳児に可能かどうか躊躇しました。しかし、今の世の中、あまりに危険を排除しすぎておかしくなってしまった面もあります。子どもにとって、ある程度の危険は「必要」なのではないかと、常々考えています。
そこで、思い切って、挑戦させることにしました。

不動橋に車をとめて、不動滝上流から滝の横を下りていきます。
長男は、不動滝の下へは何度も行っているし、滝を下から見ています。上から、滝の落ちるところを見たのは初めてです。
s-IMG_3738.jpg滝の横を下りるには、ロープを使います。急斜面には違いありませんが、足もとは土で、木もたくさんあるので、写真に見えるほど危ないわけではありません。
ここから落ちても、滝に落ちるのではありません。
子どもにとっては、どこに足をかけ、どう伝って行くといいのか、それ自体がおもしろいようです。
s-IMG_3749.jpg不動滝から、参道を戻り、途中の渓谷橋で仙の渓谷へおりました。
川沿いは、大人の足ではたいしたことがなくても、7歳児の足では、しょうしょう勝手が違うようです。
このあたりも、「落ちる」というような危険箇所はなく、あれこれ工夫しながら歩くのにちょうど良いです。
s-IMG_3760.jpg私が最も心配していた仙の岩場へやってきました。
「怖かったら、やめて帰ろうか?」と聞くと、
「いやだ!行きたい」と、長男は答えました。
「いいか、ぜったいに自然をなめるな」と言い聞かせ、ロープをもって、ひとりで行かせました。
私は、一歩あとから、長男の足取りを確認しながらついて行きます。
落差のある急斜面、大きな岩場も危なげなくクリア。

s-IMG_3791.jpg仙の出合を堪能したあと、出合滝の横を登ります。
ロープを使って、右の写真のように登っていきました。
三段滝から、ロープで滝の落ちるところを見に行きたいと長男は言いましたが、私は却下。
長男は、ロープを使うことが楽しくてしょうがないようです。
s-IMG_3806.jpg不動渓谷は、岩場の連続です。不動滝へでる時までの間に、ロープを使う箇所はありませんが、右の写真のように、岩を乗り越えて進みます。
小さな滝をいくつも楽しみながら、長男は、一つ一つの滝の名前を確かめて、進みます。
岩越えも、楽しいようです。
s-IMG_3826.jpgとうとう最後、親子滝の横をロープであがります。
ここを登り切れば、不動滝へ出ます。
7歳児、無事に渓谷を一周できました。
私が手を添えたところは、仙の岩場と、不動渓谷で岩から岩へ飛ぶときぐらいで、ロープを使う場面では、ほぼ自力でした。
危なっかしい場面はとくにありませんでした。
親の心配をはねとばしてくれた長男を、ぐっと抱きしめました。
s-IMG_3839.jpg不動滝からは、黄色い道、白い道を通って、不動橋へ戻りました。山道は、長男を先に歩かせました。

昨日、踏査した渓谷を、マップにしてみました。赤い線がロープ設置箇所ですが、当然ながら、ここは危険箇所です。じゅうぶん気をつけてください。
このエリアは、全くの自然であって、国立公園でもないし、入場料を取って管理しているエリアでもありません。
歩くのはかまいませんが、自然を甘く見てはいけません。
元来、滝は神聖な場所です。自然に対する畏敬の念をもって、大いなる自然を満喫してください。

canyon_map.jpg

s-IMG_3317.jpg

親子滝をのぼると、おなじみの不動滝。
この不動滝へは訪れる人も多いですが、秘境とされる滝です。
不動渓谷をのぼってきたら、不動滝をずいぶん開けたところに感じます。
不動滝は落差20メートルで、歩いてきた渓谷にある滝とはまるでスケールが違います。
しかし、滝の周囲の光景は、渓谷の方が、はるかに急峻で、おいそれと人を寄せ付けません。
s-IMG_3325.jpg渓谷もそうですが、不動滝でも、水が美しいです。
清流という言葉がぴったりです。
不動滝へは、参道を通って容易に来ることができます。
3歳児でも、自力で来られます。
森からは、黄色い道が滝のすぐ近くへ出てきます。
s-IMG_3339.jpg岩の上を歩いて、滝へ近づきます。
特にぬれている岩は滑りやすいので注意してください。
滝壺近くで滝を見上げると、細かいしぶきが飛んでくるとともに、滝の威容さに圧倒されます。
s-IMG_3355.jpg不動滝から、さらに滝の左側を上がることができます。
山の方へ深く回ると上がりやすいですが、あえて、滝の近くへロープをたらしてあります。このロープをつかんで上がります。
ロープがなければ落ちてしまうというわけではありませんが、ロープを持ってのぼることで、のぼりやすくなります。
すぐ横を、滝が落ちています。
s-IMG_3372.jpg滝の上へ出ると、滝へ近づき、落ちているところを見ることができます。
ここはかなりの落差があるので、よくよく気をつけてください。
遊び半分は厳禁です。
s-IMG_3382.jpg
滝の上は、岩肌を水が流れていきます。
右の写真は、左下から右上にかけて、川が流れています。
右上が、滝の落ちるところです。

ここから30メートルほど上流へ行くと、岩盤が影をひそめ、川は、普通に土で囲まれた、砂地の川となります。
ここから50メートルほど上流へ行くと、不動橋へ出ます。
不動橋からは、緑の道、白い道、紫の道など、森へ入る道があります。

カレンダー

2018年10月
« 11月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031