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1人目の妊婦エッセイ

悪  阻


●テレビで妊娠発覚のシーンというと、女の人が急に吐き気をもよおして台所やトイレにかけこむ・・・という姿がよく映しだされるけど、実際にあ〜ゆう体験をする人ってどのくらいいるのかな?少なくとも私にはそういう場面がなかったのでとても興味がある。妊娠初期というのは、ホルモンのバランスも変化したり、体がそれまでの状態とは違うので、なんらかの症状(体がだるかったり、熱ぽかったり、やたら眠くなったり、よく風邪の症状に似ているとかいうけど)がでてきて不思議ではない。

●私も自分が体験するまで、テレビで見ていたシーンを想像しては、私にはいつあの突然の吐き気がやってくるのかな・・・とちょっと楽しみにしていた。が期待に反してその傾向はなかなか現れない。私には悪阻(つわり)という症状がないんじゃないのかな〜と思っていたら、いつからか、口の中の感じがいつもと違ってきていることに気づいた。味覚が麻痺したかんじとでも言うのかな。”もしかしてこれもつわり?”と思ったが、どうやらそうらしい。

●それでも味覚がヘンになったからといって食欲が減るわけではなかった。というか逆に、常に何かを食べていないと落ち着かないという状態が続くようになってきた。ただ、一気にお腹いっぱい食べるのではなくって、少量ずつをお腹がすいたら食べるというかんじ。とにかく、胃が空っぽになるのに耐えられなかった。俗に「食べつわり」とかいう症状らしかった。もともと食べ物の好き嫌いはないんだけれど、つわりの時は急に特定の食べ物を食べたくなる、という傾向が強かった。私は、自分の欲望のむくまま、夜食はもちろんお菓子もポリポリ食べ続けた。

●そんなのんきな私でも、ついに食生活を見直さなければならないようなことがおこった。3カ月検診の時に、尿に糖が”++”ででてしまったのだ。体質的なものや遺伝的なものもあるらしいが、妊娠を機に糖尿病になる人もいるらしい。妊娠糖尿病になったら、それこそ自分はもち赤ちゃんにもしんどい思いをさせることになる。最悪には赤ちゃんが正常に産まれてこられるのか・・ということにもつながる。けれども、私の家系には糖尿病の人はいないし、思いあたるふしといったら、食生活以外考えられなかった。(ただし、妊娠すると生理的に尿に糖がでやすくなるそうです。)

●とりあえず、もう少し詳しい検査をしよう、ということになり”ブドウ糖負荷試験”という検査を受けた。検査前と検査結果がわかるまではかなり不安だったこともあり、食べるものに相当気を使った。大好きだった「甘い物」ももちろんガマンした。その甲斐あってか?、検査の結果に異常なものは見つからず、ただ単に生理的なものだったのだろう、といわれた。しかし、さすがにこの一件で懲りた私は、なるべく検診前は?食事を気にするようになった。体重を増やしたくないということもあったしね。

●つわりの話に戻るが、私には食べつわり以外に”胃が痛む”という症状もあった。最初は「なんで胃が痛いんだろう・・」と不思議だったが、病院で聞いたら「それもつわりの一種だね」とあっさり言われてしまった。私はもともと胃弱体質なので、疲れたり精神的にストレスがたまったりすると、すぐに胃に痛みがくる。妊娠も普通の状態とは違うので、知らないうちに気を使ったり、体が反応したりしたのかな・・。

●といってはみても、何も食べられないくらい重傷の妊娠悪阻(にんしんおそ)の人に比べれば、私のつわり体験なんて、だいぶ軽い方だったのかな〜とも思う。

でも、そんでもね、その最中の時には”うーーー、こんなにつらいならもう妊娠したくない・・”、”こんなにつらいことがいつまで続くのだろう・・”と、正直いって思った。けど5カ月に入ったころかな〜(すでにいつだか忘れた)、いつの間にかつわりの症状もなくなってしまって、そしたら、あの時のつらい症状なんてちっとも思い出さないし、思い出せないのだ。不思議なことに。

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