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絵本大好き

八郎

書名  : 八郎
文   : 斉藤隆介
絵   : 滝平二郎
出版社 : 福音館書店
シリーズ: 日本傑作絵本シリーズ
タイプ : ストーリーのある絵本
ジャンル: 愛と感動
ISBN  : 4-8340-0114-8

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モモのコメント:大きな大きな八郎は、小さな小さな命を守った。

ナナのコメント:


 秋田県に八郎潟(干拓地)があります。その八郎潟を題材にしたお話で、勇壮です。

 大きな大きな海に向かって、もっともっと大きくなりたいと叫んでいた大男の八郎。体は大きい(ウルトラマン級の巨人です)が、気はとってもやさしい。そこらへんが、いかにも斉藤隆介さんですね。

 小さな男の子が泣いているのを何とかしたいと、おおしけに立ち向かう八郎。しまいには、自分が体ごと海に沈んで、村を守ります。最後に言った言葉が、八郎の命を輝かせます。「わかったあ! おらが、なしていままで、おっきくおっきくなりたかったか! おらは、こうしておっきくおっきくなって、こうして、みんなのためになりたかったなだ、んでねが、わらしこ!」

 いくら人のためとはいえ、かんたんに命をなげちゃいけません。しかしながら、八郎の命がけの行為は、幼い子を、村人を圧倒します。人はこうやって生きるもんだと、真の勇気と愛を教えるかのごとくです。

 斉藤隆介さんの「三コ」も、命がけで山を守るのですが、八郎と同じテーマを貫いています。そして、「花さき山」で結晶させています。「花さき山」で、八郎や三コを再登場させているのも、斉藤隆介さんが、八郎や三コにいかに思い入れを抱いているかという証でもあるでしょう。

 私は小学校の時に担任の先生が八郎を読んでくれたのを覚えています。ゴン太にも、この絵本をじっくり味わって欲しいです。2歳児でもけっこう興味を示していました。どのくらい受け止めてくれているのかはわかりませんが、心の底に、じんじんと響くものが残ってくれたらうれしいです。命がけのおこないは、人を世を変える力を持つし、自分の命もなかなか落とすことはない。それこそが、命を大切にすることだろうと思います。命を大切に。心からの願いです。


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