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書名 :
くわずにょうぼう 文 : 稲田和子 絵 : 赤羽末吉 出版社 : 福音館書店 シリーズ: こどものとも 傑作集 タイプ : 日本の昔話・民話 ジャンル: おばけ、かいじゅう ISBN : 4-8340-0789-8 |
モモのコメント:おくさんに無茶を要求してはあきません。あーこわ。
ナナのコメント:
他でもみかけるお話。この絵本は、怖さが際立っています。子ども向けにいいと思います。
いまは時代が変わって、夫婦で家事分担、男女同権、友だち感覚夫婦というのが、わりと普通になってきていますが、昔は男社会で、妻は夫に使える存在だったのでしょう。そんな時代でも、夫と妻の関係は夫婦によりけりのはず。
この絵本の欲張りな男は、「よく働いて飯を食わない女房」をほしがりました。そうすると、山からついてきた女が、飯を食わないでうんと働くから女房にしてくれというではないですか。男が女房にしてやると、言ったとおりに、よく働くこと。でも、ある日、男が蔵をのぞくと、米俵がごっそり減っています。男がこっそり隠れてみていると、女がおにばばであるとわかって、大あわて。おにばばは、男を食ってやろうと、風呂おけの中にほうりこんで、おけごとかついで、山へ歩いていく。男はもう逃げられんとあきらめていたが、とちゅうで、木の枝につかまって逃げた。でも、おにばばは追っかけてきて、男は危機一髪!! ところが、おにばばにも弱いものがあるのです。道中でしっかりそれを見ていた男は、「それ」をうまく利用して、おにばばをやっつけてしまいました。
男が、幸運と智慧で難を逃れたわけですが、そもそも、欲をだすのが悪い。じぶんの奥さんに、食わずに働けなんて、そりゃあんた、あんたが鬼ですよ。なぁ、ナナちゃん。
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