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書名 :
にぎりめしごろごろ 文 : 小林輝子 絵 : 赤羽末吉 出版社 : 福音館書店 シリーズ: こどものとも 傑作集 タイプ : 日本の昔話・民話 ジャンル: いいことと、だめなこと ISBN : 4-8340-1226-3 |
モモのコメント:
ナナのコメント:昔話の語り口調がいい。欲張りじいさんとばあさんの絵も雰囲気でてていいね。
赤羽末吉さんにひかれて、図書館から借りてきました。赤羽末吉さんは、私の大好きな「だいくとおにろく」の挿絵画家でもあります。
このお話、はなさかじいさんそっくりですね。でも、小林輝子さんの語り口、とってもいいです。方言も楽しいし、ストーリーの展開も、わくわくする感じ。
そこへもって、赤羽末吉さんがベストマッチです。よくばりじいさん&ばあさんの、いかにも欲張りそうな顔つき、みじめな結末に、拍手を送りたくなります。
正直じいさんと、欲張りじいさんの、最も大きな違いはどこでしょう? ていねいにこの絵本を読んでみると、にぎりめしの土の付いたところをお地蔵さんにあげるか、自分が食べるかの違いのようです。つまり、正直じいさんは、自分が粗末な方を食べ、お地蔵さんにきれいな方を差し上げる。するとお地蔵さんが、お返しをしてくれる。欲張りじいさんは、おにぎりもきれいな方をとり、お返しも欲しいと思った。そこが違うんですね。
なんか、深いですね。お地蔵さんは、たぶん、「すべての他人」を象徴していると思うのですが、「他人をけ落としてでも」というのは最後、みじめです。貧しくても、心豊かに生きたいものです。
ゴン太くん、こういう日本の民話には、けっこう反応するんですよ。きみは、わかっているんだね。そうとも、あなたの正直な心は、ナナと私が見ているさ。
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