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絵本コラム

モモの絵本体験

 自分に子どもができると、幼いころの絵本の想い出がつぎつぎとよみがえってきた。長い間、忘れていたのだが、とめどなく思い出されてくる。

 私が子どもだったころ、たくさんの絵本を買ってもらい、絵本に囲まれた日々だった。絵本を読むことを、子どもの私は強いられた記憶はないし、絵本が苦痛だった記憶もない。ほんとうに、心の底から絵本を楽しんだ。父に、毎日読んでもらった。

 最近になって、父は言う。
「お前に本読みをせがまれるのには、まいったで。それまでは寝ながら読んでいたのに、あるとき急に、起きて聞くって言いだしたんや。何でやって聞いたら、寝ながら聞いてたら眠ってしまうから、ねむらへんように、起きて聞くねんて。まいにち、たいへんやったんやで」
「お気に入りの本があってな、あまり繰り返して読むもんやから、ボロボロになってな、そしたらまた同じ本を買わなあかんかってん」

 保育園児だったころ、人体図鑑の全身血管図に興味をもって、まいにちそればかり見ているうちに、保育園のお絵かきの時間に、青と赤で全身血管図を書いて、保母さんをびっくりさせたことがある。私にとって、それは「血管図」ではなく、「赤と青のコントラストがきれいなイラスト」でしかなかった。でも、その後、学校で血管を習ったとき、たやすく理解できたのはいうまでもない。

 ゴン太くんが生まれて、この子に絵本を買ってあげたいと思い始めると、とたんに、私自身が楽しんだ絵本が次々と思い出されて、ゴン太くんのことより、私自身が楽しくなってわくわくしてしまった。「だいくとおにろく」「いるいるおばけがすんでいる(現、かいじゅうたちのいるところ)」「シナノ五にんきょうだい」「おやすみなさいフランシス」「ないたあかおに」・・・

 ああ、もう、あれもこれも、つぎつぎと。本屋の児童書コーナーに立つと、さらに懐かしさで胸がいっぱいになる。

 そのとき、私は初めて知った。私には、豊かな絵本体験がある。おとなになっても心の奥深くしみこんでいる絵本がたくさんある。この絵本たちが、私の人生に、大きな影響を及ぼしている・・・

 絵本のことを考え出すと、楽しくってしょうがない。あぁ、この体験を、ゴン太くんにも、させてあげたい。いや、もっともっと、絵本の楽しさを、知って欲しい。ちゃうねん、ゴン太くんに絵本を教えるんとちゃうねん。私とナナとゴン太くんとで、絵本の世界を旅したいねん。昔の絵本も、新しい絵本も、いっぱいいっぱい、楽しみたいねん。さぁ、ゴン太くん、どれから読もうか。

 それから、私にすばらしい絵本をいっぱい与えてくれた両親に、いまさらながら、感謝です。



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