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60年後も通用する教育を始めよう!!

Stop!!学校つぶし!!

2005年度も教育迷走

公開質問状、その後

 2004年8-9月に満を持して行った公開質問状ですが、9月時点で、童仙房区民の中には、公開質問状のことを知らず、相変わらず「村が統合を決めた」と信じ込んでいる人もいることを知り、悲壮な覚悟でもって、公開質問状のやりとりすべてを、全世帯に配布しました。印刷代は、もちろん、自費です。

 その結果、大反響があったようです。「ようです」と言ったのは、「熱烈な支持」「支持」は私が直接聞いたものの、「反発」は直接聞いていないからです。間接的に聞くところの、一部であった反発は、「よそ者のくせに」といった、取るに足りない中傷の類のようで、意味ある反対意見は直接間接に聞いていません。野殿童仙房小学校へ通わせたい人も、南山城小学校へ通わせたい人も、要求を満たす「選択制」を反対できる論理など、まず、ありえません。ちなみに、「中傷」というのは、私が正しいと傍証しているようなもので、私から見れば、まことにありがたい限りです。

 公開質問状が功を奏したのかどうかは知りません。9月議会で統合が持ち出されることなく、「17年度からの統合」はお流れとなり、事なきを得ました。区民の受け止め方は、「これで数年は統合はない。区民もおおむね、統合推進を支持しない」という意見が多く聞かれ、「なんとしても統合を」という意見は影をひそめました。

2005年3月、とつぜんの説明会

 ところがですね、懲りない村は、2005年3月末、とつぜん、小学校・保育園の保護者を主な対象に、統合の説明会をしたいと言い出しました。「あほか」と思ったものの、意見を言わないことは認めたも同義なので、私は満を持して、参加しました。

 その時配布された資料の主要部分を掲げます。バカバカしい屁理屈を、とくとご覧ください。

1.学校教育目標

 南山城小学校は、心豊かで思いやりがあり、自ら学び、たくましく生きる児童の育成を教育目標に掲げ、(1)心豊かで思いやりのある子。(2)自らよく考える子。(3)元気でたくましい子。をめざす児童像としています。

2.統合に係る考え方と経緯

 村は、平成5年3月に策定しました村立小学校増改築に伴なう基本構想では、

基本構想(抜粋)
『次代を担う子ども達の健全で健やかな成長を願い、集団の中での教育を最優先の目標に掲げ、老朽化が進む大河原小学校及び田山小学校の統合を進めます。  また、児童数の将来動向をみすえ、最終的には「一村一校」の実現に向けて段階的に小学校の整備を推進します。』

 としています。平成7年3月に村立小学校増改築整備計画を策定し、平成15年4月に大河原小学校・田山小学校の2校に地元の大きな要望もあり、高尾小学校を加えて3校を統合し南山城小学校を開校し現在に至っています。

3.統合の主な理由

(1)野殿童仙房小学校(昭和57年度開校)は、現在児童数16名複式学級を含めて4学級で構成される小規模校であり、集団の中で教育を受けることによって得られる様々な価値観や社会性を育む集団としてはその規模が小さいこと。

(2)各学年・全校とも一定規模の集団で行うことの方が学力・体力・道徳等さらなる教育効果が期待されること。

(3)統合校が、持つ整備された設備等の機能を活用することによって、さらに教育効果が期待されること。

(4)集団の広がりや環境の異なる他地域の児童との関わりや交わりは、大人では分らないほど児童にとって素晴らしいものであり、子どもの話題も多くなり人間の幅が広くなることが期待される。

(5)野殿童仙房小学校で行われてきた学校教育や学校諸行事等については、その目標に沿った教育課程等を今後も展開していける。

(6)危機的な村の財政事情の中において学校運営がされており、効率的な学校運営をすることが喫緊の課題として求められている。

 そのため、来年度(平成18年4月)に統合することとする。

 「バカバカしい」と言った理由を述べます。

 「1.学校教育目標」は、南山城小学校のみ言及し、野殿童仙房小学校は無視。つまり、統合ありきです。押しつけに他なりません。公開質問状にて、押しつけを糾弾し、村も「押しつけはしない」と回答しつつ、この、ていたらくです。思考停止としか、言いようがありません。

 「3.統合の主な理由」で財政事情があげられています。公開質問状にて、財政事情は理由としないと、公文書で回答しているにもかかわらず、厚顔無恥ぶりにはあきれるばかりです。さらに、後述のとおり、遠大な無駄遣い(なぜ、それをかばうのか?)を放置しての財政事情は、支離滅裂です。また、あいもかわらぬ「数が多いのが集団」とでもいうかのごとき、時代錯誤的「集団」論理には閉口するのみです。思考停止、思考放棄を断ぜざるを得ません。

意味不明な、村の対応

 当然ながら、私は質問しました。
(1)財政事情を持ち出すなら、ランニングコストの高い南山城小学校を廃校にして、野殿童仙房小学校に統合すべきではないのか。破産しかけた人が、ベンツと軽自動車を持っていて、節約のため軽自動車を売却するのは、おかしい。
(2)矢祭町の事例。合併しない宣言で、国から見捨てられ、過酷な財政状況にある。人口7000人。2005年度、町税6億、諸収入3億、地方交付税13億。2000年度に6.5億だった貯金は2004年度に10.6億に積み上げ。さらなる交付税減額に備えている。公共料金は極めて安い。小学校は5つで、統合していない。のみならず、複式学級に対し、町が非常勤講師を採用し、教員2名体制を完備。「金がないから住民負担を、統合を」は、反例により破綻。
(3)ITの無駄遣い(数千万円〜1億規模)を放置して財政事情を語るとは何事か。統合はおろか、ここ1年で押しつけられた負担増(老人手当カット、国保値上げ、団体補助金削減、保育料値上げ等)を元に戻してもおつりが来る。(ちなみに、これらの無駄遣い・負担増は、現・共産村政が決定・実行しました)

 これらの質問には、村長が回答しました。

 (1)については回答を避けました。つまり、論理的反論ができないという意味です。論理破綻していながら、なお、ごり押しする。ちなみに、村長は共産党です。私は支持政党なしですが、共産党も野党と与党とでは、ここまで言うことがひっくり返るものなのかと、がく然とします。

 (2)については、村長お決まりのパターンです。「矢祭町と南山城村とは事情がちがう。南山城村には、やまなみホール、南山城小学校という大きな借金があり、それを毎年返していかねばならない」。ある提案がなされたときに、「違い」に着目するのは、見たくない、やりたくない時の対応で、思考停止、改革拒否を示しています。大きな借金を抱えるよりもさらに厳しい事情(国に逆らう)を持つ矢祭町が、なぜ小学校統合しないのか、「見たくな〜い!! 聞きたくな〜い!!」が、お恥ずかしながら、南山城村の姿勢です。それから、村長は、「小泉首相が悪い、元村長が悪い」といった責任転嫁をいつもしますが、政権末期ですかな?

 (3)については、昨年よりポロポロと詳細が分かるようになり、議会での追及もあったようですが、唖然とする内容です。村民として、あまりに次元が低く恥ずかしい内容をWebに書くことはためらわれたので、控えていましたが、そのために私が被害を被るなら、黙ってはいません。恥をしのんで、少しだけ書きます。南山城小学校(生徒数100人余り)には17台のサーバがあります。クライアントマシンは100台余りあります。サーバは1台80万円以上のものです。そして、小学校は、「難しすぎて」システムを利用していません。サーバの中には、テレビ会議サーバ(これだけで数百万円)があります。さらに、これらのサーバがほぼ使われることのないまま、運転され続け、そろそろ寿命が近づいています。サーバ室が異常に暑くなるということで(当たり前すぎます)、サーバを冷却するためのエアコンが24時間稼働しています。さらに、これらのサーバに対して、毎月60万円余もの「メンテナンス料」が支払われ続けています。こんなサーバ、DNSを除くすべてを停止したって、何の問題もありません。サーバだけではありません。破綻しかけた自治体とはとても考えられないような、意味のないIT支出が年間数千万円規模で続いています。これに対する村長の答弁は、「難しい問題なので、しっかり検討していきたい」。そうですか、統合問題も難しい問題なので、これから10年以上かけてじっくり検討し、その後方針を打ち出していただきたいものですな。それとも、都合の悪い問題だけ、「検討」といって先送りですかな?

※IT無駄遣い問題について、村外の方で興味を持たれましたら、ご連絡ください。

教育長の信じがたい言説

 少し間をおいて、私は、「2校を存続させて選択制」について質問しました。教育長の答えはこうです。「そんな話は今初めて聞きました」。私は思わず怒鳴りました。「公文書を持っているぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」。公文書とは、昨年の公開質問状に対する回答のことです。教育長名で、公印も押してあります。写しを、文科省、府教委、全村会議員、新聞社へも送りました。教育長の、この暴言をどう解釈すればよいのでしょうか? 私の怒声に対して、「あ、書いたものはありますが」と言いつくろう始末です。謝罪や訂正は一切なしです。こういうとき、どうすればいいのでしょうか? 教育長の辞職を求めるのが当然と思いますが、どなたか、ご意見お聞かせください。

 他の保護者が、「南山城小学校でどんな特色ある教育が行われているか、ひとつでいいから具体例を教えて欲しい」と質問したのに対して、教育長は、「総合的な学習をしています」。マンガだ。どの小学校でも総合的な学習をしているし、「特色ある教育」と「総合的な学習」は、おおむね、重なります。私が南山城村の住民でないなら、おもしろおかしくネタにして、笑い転げるところですが、住民であるならそれはつまり、自分が住んでいる村の恥部をさらすようなもので、なんとも・・・。

 教育長は、「村内の他地域で、統合して後悔している、というような話は聞いておりません」とも言いました。そのとき、複数の住民が、声を立てて失笑していました。そのような「ウソ」は、教育長への不信感をいたずらに募らせるだけです。(「ウソ」でなければ、「よほど仕事をしていない」となるのでしょうか)

その説明会での、他の意見と、全体の雰囲気

 野殿童仙房地区で、南山城小学校へ通わせたいと希望する親がいるのは、事実です。と、こう書かねばならないほど、統合希望者の影が薄かったのが、当日の雰囲気です。明確に、統合への期待を意見表明したのは、1人だけでした。

 2年前には、「地域が全員一致で賛成しないと統合できない」「跡地利用計画は地域で考えよ」と、高飛車に出ていた村が、昨年あたりから、地元の意向はどうでも良い、跡地利用もどうでもよい(と受け止められる)方針転換をしたのはなぜか? という、質問がありました。教育次長、教育長が答えていましたが、何を言っているのか、要領を得ません。質問した方も、「わかりやすく答えよ」と繰り返し求めていました。要するに、村は、行き当たりばったりで、教育理念も何もなく、理屈をこね回しているだけ。私だけでなく、他の住民も、そう受け止めているようです。

 統合への反対、村のいいかげんなやり方に意見が噴出し、区役員が、以下のことを村に求めました。求めたと言うより、噴出した意見をまとめた、ということです。区役員のスタンスは、統合推進でもなく、統合反対でもなく、中立です。「あまりにいろいろな意見があって、集約できない」ので、「区としては白紙状態」とのことです。

 まったく、ばかばかしい不要な労力ですが、今年もまた、統合を粉砕するための労力をさかねばならぬようです。このような不毛の年中行事を終わらせるためには、もっと厳しい態度が必要なのかとも思えます。民主主義的手続きを無視し、思考停止した村に対するには、私は馬鹿正直すぎたのかもしれません。もっと意地悪になるぐらいでちょうどいいのでしょうか。



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