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ナナの田舎暮らし体験記

はじめての野菜作り

 田舎では農業の担い手が少なくなって荒廃農地が増えています。時には近所の方から使わなくなった田んぼや畑を貸してもらうことができることもあります。モモが隣のお宅から使わなくなった田んぼを借りてハーブを育てていたので、私も早速そこで野菜作りをはじめました。もちろんはじめての畑仕事です。それまでは小学校を卒業して以来土いじりなどしたこともないし、植物を育てることにもあまり関心はありませんでした。それに畑などをつくれるような土地も、都会ではそう簡単に手にはいりませんからね〜。

 そんな私がまず最初にはじめたことは、野菜の種を買ってくることでした。今はホームセンターなどにいけば手軽に野菜やハーブの苗を手に入れることもできますが、私の頭には「苗から育てよう」という考えがまったく浮かびませんでした。それまでモモが育てていたハーブたちもほとんどが種から育てていたものだったので、種から育てるのが当たり前だと勝手に思いこんでいたのです。というわけで、野菜作りといっても種から苗を育てることが最初の作業になりました。ものによっては種を蒔く時期が遅かったのか、なかなか育たないものもありましたが、2〜4週間くらいすると順調に育ってきているものは芽も大きくなってきて、次に畑に苗を移す作業をしました。

 そうそう、苗を移す前に畑を耕して肥料を混ぜて、土をしばらくねかせておく時間も必要です。私もモモも自然農には興味があったのですが、最初から自然農で野菜をつくるというのも無理そうですし、なによりそんなに手間をかけることもできそうにないので、自分たちのできる範囲でできるだけ自然に育てるようにしました。土壌改良のために石灰をまぜ、肥料は油粕を中心にして有機栽培を心がけ、水やりは自然に降る雨にまかせました。

 私たちが挑戦した野菜(ハーブ)は、きゅうり・プチトマト・しそ・パセリ・モロヘイヤ・なす・バジル・人参・ジャガイモ(種芋から)・かぼちゃ(いただいた苗から)・小ネギ・・・などです。といっても収穫できたものはこの内の半分くらいでした。初めからたくさんの種類を育てるのは難しかったのかもしれないし、時期(季節)があわずに育たなかったものもあるようでした。が、なによりもショックだったのは、最初に植えた苗たちがすべてシカに食べられてしまったことでした。

 ”動物と植物”のところにもチラッと書きましたが、毎年農家や野菜を育てている家などでは、野生動物にせっかく育てた農作物を食べられるという被害が後を絶たないようです。私もしょっぱなから被害にあい、とてもショックを受けました。野生動物たちも、わざわざ人前にでてこないと食べ物がないような環境に追い込まれてかわいそうな気もしますが、せっかく育てはじめた苗を根こそぎ食べられてしまったあとでは、なんともいいようがありません。それこそ農作物で生計を立てている農家などでは深刻な問題だと思います。

 ということもありながらの野菜作りでしたが、自分でつくった野菜の味は、やはり「おいしかった」です。いちばんうまくいったのはキュウリでした。お店で売っているものとは違って形は大小さまざまだし、とげとげも痛いくらいだったけれど、思った以上に収穫もたくさんできて嬉しかったです。

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