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村おこし奮闘記

童仙房物語/ひとりでボチボチ

村おこし奮闘記 −1996年11月 リンクリンクリンク−

リンクしましょ

落ち葉のじゅうたん

 現実の動きは停滞気味だが、ネット上の動きはだんだんさかんになってくる。福祉、環境、地域、教育、自然なんかをテーマにしたページに、かたっぱしからアクセスし、「リンクさせて〜」とメールを送る。そしたら、「あら、あなたもおもしろいことしてるのね。お互いリンクしあいっこしましょ」という話になることもしばしば。

 あと、メーリングリストに入って積極的に発言したり、あちこち登録しまくったりして、私宛に届く電子メールがふえてきた。もし、印刷物で多くの人に知ってもらおうとすれば、多大な経費がかかる。インターネットなら、1人が見ても1万人が見ても、こちらの経費は同じなのだ。それに、印刷物とインターネットでは、反応がはるかに違う。チラシを100枚配ったって、1人反応があるかないかがふつうだ。でも、インターネットなら、おもしろいほど反応がある。

ただいま停滞中・・・

もうすぐ冬

 じつは、いま、「村おこし」といって動いているのは、ほとんど私ひとりなのだ。夢は語り合っても、じゃあそれをしようかという段になると、「毎日の生活」という現実を優先させてしまうのが人間。村おこしに協力しようと言う都会の人は何人かいるが、「何だ村の人たちは知らん顔してるじゃないか」と見えるらしい。ほんとは村の人たちも、何とかしなければと思ってはいるのだけれど…

 9月に童仙房にあらわれたFさんも、いつまでも動きの起こらないこの村に、いらいらしていたようだ。そして、いつまでも仕事をせずに遊んでいるわけにもいかなくなった。これは当然のことだ。村おこしとは、こういうものなんだ。何かを言い出したからといって何かがすぐにできるわけじゃない。何かをしたからといって、何かがすぐに変わるわけでもない。地道な積み重ねと、忍耐。

 自分はいったい誰のために、何をしているんだろう?・・・ こんな疑問がわいてくる。都会と村をまたいでいる立場は、私ひとり。だから、他の人に理解してもらうのは容易でないし、相談もできない。これが苦しいところ。でも、これはまた、他の市民運動にも同じような状況はあるようだ。こういう状況を打開するために、インターネットで波乗りしてるわけ。最近、私のホームページを見たと言って、メールが来るようになった。他の市民運動団体と、情報や意見の交換なんかも。実際の動きより、ネット上での動きの方が、先行してる。インターネットはすごいですね。

ピンチになると助け船が・・・

雲海

 行商は、私ひとりになってしまった。これはしんどいことだ。準備も、当日の行商も、後の精算も、私ひとりでしなければならない。負担が大きい。それに、当日も、たくさんの場所を移ることができず、制約が多い。お客さんも、はじめは珍しがって寄ってきたが、だんだん、寄ってくる人が減り、売上げは激減。私の日当なんて、とてもとても。車の燃料代すら、出るかどうか。もうやめちゃおうか。

 不思議なことに、私はいつも困ったときには誰かが助けてくれる。今回も、しかり。団地の方たちが、すごく心配してくれて、売れ残ったら手伝ってあげるとか、いい物持ってきてるんだから、続けて!と応援してくれたり。もう少し、続けてみようかな。

ちょっと芽が出てきたようにも見えるけど

 それに、村の中から動きが出てこないといいつつも、ほんとはいっぱい動きが出てきてるんだ。

 1年前、ハーブ栽培を呼びかけた頃は、「どないなんねやろ???」と不安だったが、1年たった今、「はぶ茶、はぶ茶」と言ってた村の人たちが、「ハーブ」と言ってくれるようになった。これだけでも大変なことだ。私のほかにもハーブを植えてみようという人が出てきた。

 小屋づくりの訴えにしんけんに耳を傾ける人も。

 私の行動の仕方は、準備を整えてから動くのではない。思いついたら、行動する。やってるうちに、思いがけない展開や出会いがある。自分の考えを修正することもしばしば。これでいいのだ。大切なのは、ふらふらせずに、地道にこつこつ積み重ねること。欲を出さないこと。「ダメかも知れない」は禁句! うまくいかなかったら、その、うまくいかなかったということを、次のステップにすればいい。次にうまくいったら、うまくいかなかったことさえ、うまくいったことになる。

 村の中からどんな芽が出てきたかって? ないしょ (^-^)

 まだ、小さい芽だから、そっと育てたい・・・

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