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村おこし奮闘記

童仙房物語/ひとりでボチボチ

村おこし奮闘記 −1997年4月 インディアンテント−

インディアンテント

 山背メーリングリストでご一緒しているNさんが、4月半ば、フラリとやってきた。

Nさんとインディアンテント

 Nさんは、山城町で森林ボランティアの世話役をされている。昨年はじめ、森林の手入れをする人が少なくなったことに危機感をつのらせた山城町が、新聞で枝打ち等のボランティアを募集したところ、定員20名に対して10倍の応募があった。予想外の反響にあわてた山城町は、定員を増やして受け入れたが、それでも大量の希望者があふれた。Nさんが呼びかけて、あふれた希望者で民間ボランティアをスタート。公園の整備や橋掛けなどの活動をし、公的ボランティアと共存している。私にはそのことがすばらしいことのように思えるのだ。

インディアンテント組み立て中

 2週間の後、Nさんは、インディアンテントをもって再訪。カンタンに作れるから、こういうのをたくさん作ったらどうか?とのこと。

 さっそく私の家の前でつくってみる。ポールを円すい型に組み、まわりにシートをはるだけ。いたってカンタン。ポールは間伐材でできる。シートはお金がかかる。5人が寝られるものを作れば10万円ぐらいか。シートさえ何とかなれば、こういうのをたくさん作り、村おこしを手伝ってくれる人たちが自由に宿泊できるようにしておけばいい。ボランティアに来てもらうには、粗末でもいいから無料で寝泊まりできる拠点がかならず必要なのだ。

 テントの頂上部には穴があいてるから、テントの中で火がたける。これはいいよ、ホント。雨が降っても、小雨なら、心配ない。大雨だったら。テントのてっぺんに帽子をかぶせる。そしたら濡れない。

 2人用なら直径2.5メートルあればいい。5人用なら直径3.5メートル。10人用なら直径5.5メートル。10人用はテントの中心に足を向けあって放射状に寝ることになる。この3種類の大きさをたくさん作っておけば、いろんなボランティアに対応できる。

 1張りのテントを作るのに、2人が1日あれば、たぶんできる。やりたい人が楽しみながらやればいい。山の中にこんなのがポコポコとあったら、おもしろいぞー!

 などと語り合いながら、夜遅くまでテントの中で酒をのんだ。自分の家の前だが、気分はWild Life!

さて、プロジェクトは

くらやみ

 なんだか夢がふくらみ、実現できそうな気がしてきたところで、4月24日、例の笠置プロジェクトの件で京都府、笠置町とプレゼンテーション。もちろん、インディアンテントもアピールしたよ!

 府も町も、かなり前向き。あと、必要なことは、まずはじめに具体的にどうスタートするかという企画。そして、地元の人たちと、どうやって気持ちをひとつにしていくか。

 この話題を2つのメーリングリストに流すと、みんな乗ってくる。お水取りと同じようなノリで、いや、それ以上で、参加表明や意見が飛び交う。けっこうシンケンに考えてくれてる。

 一方のMLには、ベテランキャンパーが多い。キャンプの楽しさと、マナーの大切さ、自然を守ろうという意見が相次ぐ。もちろん私も発言する。自由に思ったことが言えて、実際の行動に結びついて、環境や地域にも思いを馳せながら楽しもうと。すごく心地よい。みんな、ワクワクしてる。ここの人たちは、既成のワクにしばられず、おおらかだ。

 もう一方のMLには、古道探検隊、諸白(酒造り)、森林ボランティア、京都府に勤める方、などなど、いろんな活動家やいろんな視点を持った人たちが集まってる。笠置プロジェクトは、小さくまとまるのでなくて、いろんな活動してる人たちが、自分たちの活動に利用できるようなものでありたい。ネットワークの結び目が理想。

 学生がネットワークに参加したら力になるぞー、という発言があった。いいじゃないの。大歓迎! インターネットを使えばね、どんな人でも、その人なりの参加の形がとれる。現地に来られなくったって、同じように参加できるよ。

童仙房の人も

山ツツジ

 さてさて、プロジェクトの話が外部でもりあがる。んじゃ、童仙房の人たちはどーしてるのか?

 それがね、プレゼンのあと、フラリと立ち寄ったおうちでね、話し込んでたらね、そこの奥さんもハーブ好きで、これから植えたいと。さらに、都会の人たちが気軽に遊べるように、自分とこの山で何かしたいとか。そこへ、他の家のおっちゃんがあらわれて、いつの間にやら、ドクダミ茶を作ろうという話になって、そんならスギナ茶もビワの葉茶も、ほかにもいろいろできるぞーと話がふくらんで、よっしゃ、6月になったら、いっしょに山へ取りに行って、作ってみよう、と盛り上がっちゃった。ルンルン。

 また別の人に、切山でこんな話になってきたというと、そんなら童仙房でも、ボランティアを受け入れよーってさ。都会の人と地元の人とが同じテーブルで、村おこしについて語り合う。人が遊べるように、自然を傷めない範囲で、ボランティアが整備し、みんなで遊ぶ。来た人に食事をしてもらったり、おみやげに農産物なんかを買ってもらったりということで、地元にお金が落ちればそれでよい。ムリにボッタくろうとは、考えてない。

 4月の終わり、山ツツジがきれいだなぁ。\(^o^)/

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