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村おこし奮闘記

童仙房物語/ひとりでボチボチ

村おこし奮闘記 −1997年5月 プロジェクト−

来年は誰が田植えを?

田植え

 童仙房では、5月の連休に、田植えをする。下界の田んぼとちがって、1枚の田んぼが小さい。小さな田んぼがたくさんある。トラクターやコンバインは使うが、だだっ広い田と比べれば、いささか効率は悪い。

 米は、朝と夜の気温の差が大きいほど、いい味が出るらしい。童仙房はそんな条件にピッタリ。おまけに、水は豊富にあり、それも、土から湧いて間もない源流。空気だって、排気ガスはほとんどないに近い。こんなに恵まれた土地。

 いま、米を作っているのは、お年寄りばかり。いつまでできる? いや、来年もできる?

 ホントにホントに、考えていかないと、日本人は米を食べられなくなる。

 どうするの?

メーリングリストの活用

切山交流会

 前の月でも書いたように、プロジェクトの進行に当たって、メーリングリストを活用しようとした。それは、とても有効な手段であるし、今まで不可能だったことが、可能になる。

 だが、既存のメーリングリストで、大々的に展開するには、ムリが出る。このプロジェクトに関心のある人ばかりが集まっているわけではないから。そんな中で、プロジェクトの話題は、まだなにも始まっていないわけだから、漠然としすぎている。

 そもそも、地域活性とは何なのか? どんなことができるのか? どういう母体で進めていけばいいのか? そんなところから出発しているのだ。まず、そのあたりの話をつめていく段階なのに、ずっと先の話などできない。やはり、積極的な関心を持っている人だけで、メーリングリストを立ち上げる必要がある。

 5月25日、メーリングリストのメンバーと、切山住民とで交流会として、バーベキューをしたが、しっくりいかなかった。話を急ぎたい役場と、のんびりした地元と、形が欲しいメーリングリストのメンバー。とりあえず、メーリングリストのメンバーが、空気も景色もいいところで1日のんびり過ごせてよかったという感想をもってくれたことと、切山住民が、こんなに大勢の人が応援してくれてることに感激してくれたことは、収穫だった。

アイガモ米

アイガモ田

 童仙房で無農薬の茶と米を栽培し続けている農家が、今年から、アイガモ米に挑戦した。小学校前の田んぼに網を張り、キツネやイタチにアイガモをとられないようにし、空からは鳶が襲わないように、線を張った。 水田には、ヒエが生え、百姓を悩ませる。手で引けるようなものではないので、除草剤を使うこととなる。アイガモは、都合のよいことに、稲は食べず、ヒエばかり食べるのだ。そして、水田の中を歩き回ることで、稲の根が鍛えられ、おいしい米がとれるという。

 アイガモ米は、「同時作」という。アイガモは、秋には、食用に回される。米とカモを同時に育て、収穫するので、こういう。

 5月中旬、稲を植えたばかりの田んぼに、小さな小さなアイガモの雛が、30羽ほど、放たれた。

お茶の収穫

茶工場

 5月中旬、お茶の収穫を手伝いに行った。

 昔とちがって今は、葉の刈り取りは茶刈り機で、加工も茶揉み機で、大量にこなす。多くの人手がいるわけではないが、どこの農家も、人手が足りない。

 私が手伝いに行ったおうちは、若夫婦が畑で刈り取り、老夫婦が、工場で加工している。しかし、おじいさんが、手術後で、体調が万全でない。そこで、私が呼ばれたのだ。

 状況は、どこの農家も、似たり寄ったり。いま、第一線で働いているじっちゃん、ばっちゃんが引退したら、日本から、お茶が消えてしまう。

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