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童仙房物語

むらまちの誕生 その4 −プロジェクトの主体−

このページにある内容は、1997年当時のものです。
掲載内容をもとに関係機関へのお問い合せ等はなさらないでください。

 メーリングリストで、当プロジェクトに関する話題がさかんに飛び交い、当惑気味になってきて、このプロジェクトの主体は誰なのか?という発言が出ました。

 以下は、私がつけたレス(お返事)です。けっこう重要な問題なので、私自身の発言だし、ここへ転載します。

プロジェクトの主体は誰?

 このプロジェクトは、京都府が「地域活性のパートナーを求む(個人でも団体でも可)」という呼びかけで始まり、Tさんと私の二人で応募し、同時に別の提案を出した女子学生もいます。

 現実に企画を実現していくには、京都府、笠置町、地元住民、そして私たち、大学生の共同体でということになります。もともと、たいへん漠然とした呼びかけのもとに始まっているので、何もスタートしていない現時点では、漠然としたままです。

 大切なことは、「地域活性」がメインテーマであることです。私たちがいくら立派な企画を立てても、地元住民がノーといえば、それまでです。地元と離れて何かをするのは違います。では、何が活性化なのか? それは、地元がわかっていません。笠置町もわかっていません。おそらく京都府もわかっていません。たぶん、誰も答えを持っていないのです。

 それなら、なぜ活性化をしなければいけないのか? たぶん、地元の人の多くは、今のままでは、地域に明るい未来が描けないという漠然とした不安を持っています。今のままでいけば、遠くない先に農業は衰退します。荒廃農地はさらに増えます。大規模開発の話も出るでしょう(すでにありました)。ゴルフ場建設の話もでるでしょう。地元の人には、そういう開発を推進したがる人もいやがる人もいます。しかし、「いまのまま」という選択肢は、イコール「衰退」といってもいいです。

 何らかのアクションを起こさなくちゃいけない。たぶん、みんな、そう思ってる。でも、何をすればいいのかわからない。誰にもわからない。

 企画主体がどこか?という以前の問題です。

 いま、このML(メーリングリスト)で、すばらしい意見が飛び交っています。「まぜてください」という感性も、ステキだと思います。こんなに宝石がいっぱいあるのを埋もれさせては、もったいないです。地元と、つながってみませんか?

 活性化って何? そこから、話をはじめましょうよ。テーマが、ひとつのMLでなくて、地域だから、将来的に大きな話になる可能性はじゅうぶんにあります。でも、何もわかっていない段階から、大きな話をしたって、始まりません。MLは、ひとりひとり、人間の集まりですよね。地域だってそうです。人間と人間、対話をしましょうよ。

 自然を傷めないアウトドアを提唱するなら、自分たちの手の届く範囲のものを、やってみましょうよ。将来のことはともかくとして、自分たちが納得できること、理想に思うことを実現する場、私たち自身が自己実現する場と考えましょう。いまは、それ以上のものはありませんし、確定した将来を語ることもできません。笠置プロジェクトの「総体」で考えるのではなくて、自己実現を集約したらそれがプロジェクト。先日のプレゼンでは、京都府、笠置町の意向もそんなところでした。

 何か作れば村おこし、イベントすれば村おこし。そんな村おこしで誰がおきます? 地元の人も都会の人も、心の底から喜べるものでなくっちゃ。企画主体は?・・・ そうですね、私たちひとりひとり(地元も含めて)。主権在民。いかがでしょう?

 小さなことでも大きなことでも、自分ができること、その前に、自分がしたいことを、考えましょう。私たちが地域を興してやろうなんて考える必要はありません。そんなこと考えたら、地元の人がビビってしまいますよ。遊びましょう。いいじゃないですか。都会でできない遊び、考えましょうよ。で、実際に遊びましょうよ。私がいる限り、地元との接点になります。安心して下さい。みなさんが、笠置町、南山城村のこと一生懸命考えて心配して下さるのも、自然を愛して下さるのも、感動してます。でも、皆さんが大きなことをあれこれ思って下さると、うれしい反面、私自身が窮屈でもあります。皆さんが義務や責任に縛られるなら、私も縛られるし、地元も縛られます。そんなの、やめましょう。楽しくやりましょう。

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