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小話とかエッセイとか

旅する天使

この話は知人からまわってきた英語のお話を関西弁風に訳してみました。
私のめざす生き方にピッタリなので気に入ってしまいました。(^_^)(ナナ)

2人の旅する天使が大金持ちの家で一夜を過ごすことになりました。
その大金持ちはとってもケチンボウだったので、一番いい客間を彼らに貸すのをイヤがりました。
そのかわりといってか、天使たちは狭くて寒い地下室を与えられました。
けれども天使たちはそんなことに気にすることなく、固い床にベッドをこしらえることにしました。
その時、兄貴分の天使が壁に穴があいてるのをみつけたので、修繕しておきました。
弟分の天使が「なんでなおしたん?」と聞きました。
兄貴分の天使はこう答えました。
「物事はいつも見えているとおりとは限らへんで」

次の晩、2人の天使はとても貧乏だけれど人のいい農夫婦の家に泊まりました。
彼らにはほとんど食べるものがなかったのですが、それを天使たちにも分け与えてくれたうえに、夫婦が毎日心地よく眠っているベッドを貸してくれました。
翌朝太陽が昇ると、天使たちは農夫婦が大泣きしているところを目にしました。
彼らのたった一頭の牛が牧場で亡くなっていました。そのお乳は彼らの貴重な収入源だったのに・・・。
弟分の天使がいぶかしがって「なんでこんなんしたん?」と兄貴分の天使に尋ねました。
「金持ちのおっさんはなんでも持っているのに、兄ちゃん助けてあげたやろ。
こっちの夫婦はほとんどなにも持っていないのに、なけなしのものを全部わかちおうてくれたやんか。
なんでたった一頭の牛を殺してん。」
兄貴分の天使はこう答えました。
「物事はいつも見えているとおりとは限らへんで」

兄貴分の天使は続けて言いました。
「地下室に泊まったときはな、壁の穴に”金”が埋まっているのに気いついてん。
金持ちのおっさんが自分の持ち物をすすんで分け与えようとせいへんかったから、おっさんが”金”を見つけられへんように壁を塞いだってんや。」

「ほんでな、きのうの晩はな、寝ている時に”死に神”が嫁はんとこに来おってん。けどな、わし代わりに牛を差しだしだってん。」

「物事はいつも見えているとおりとは限らへんで」

時にはすじの通らないことも容赦なく起きる。
もしあんたに真心があれば、起きることはすべていつもあんたに味方する。
ということを信じることが肝心や・・・。
もう少しタイミングがずれていれば、あんたは気いつかんかったやろう。。。



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