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ビギナーのための「一太郎Office」活用講座

〜 一太郎Officeのツボ その3 〜

No.0003  2000/08/01 週刊 (無料)

◆第3回 三四郎と五郎◆

+++++++  も く じ  ++++++++

     1.表計算とデータベースのちがい
     2.三四郎でできること
     3.五郎の特長
     4.必要な知識
     5.関数を使えたら脱ビギナーかも

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猛烈に暑い日が続きましたが、お元気ですか? 先週は、私が発行日の予約を手違いし、 2日早く配送されてしまいました。 今日は、コンピュータらしいテーマで、お話しします。 配送ミスを重ねると、「ホンマに大丈夫かいな?」と 不安になりますよね。気をつけます。 <(_ _)>

【1.表計算とデータベースのちがい】

三四郎は表計算、五郎はデータベースのアプリケーションです。そんな難しそうなもの、初心者には必要ない、と思われがちですが、そうとも言えないですよ。「必要かどうか」は、ともかくとして、「初心者が使えて、それなりに役立つものである」と、自信をもって言っておきます。表計算とデータベースをある程度使えるようになると、まるで魔法使いになったかのように、できることが格段に広がります。

表計算とデータベース、どう違うのでしょう?かなりあらっぽい言い方をすれば、データベースの一部の機能を取り出して簡単に扱えるようにしたものが表計算だと、私は思います。データベースは、データを入力する前に、データベースを作成し、テーブルを作成し、項目ごとに定義するという作業が、必要です。五郎のテンプレートを使えば、ある程度省力化されますが、それは、必要な手順があらかじめ作成されているだけです。

それにくらべ、三四郎では、三四郎を起動すればいきなり入力することができます。なーんだ、三四郎の方がお得じゃないか。いえいえ、どちらもそれぞれです。データベースの方が、使い始めるのに難しい分、扱えるデータの量、処理の深さ・広さが表計算よりうんとすぐれています。

【2.三四郎でできること】

関数が容易に使えるのは、ありがたいです。関数・・・数学が苦手だった方には、鳥肌がたつかも。でも、使ってみると、おもしろいものです。詳しくは、下に書きます。

請求書、納品書などは三四郎でフォーマットまで作っておくと、すごく楽です。合計金額や消費税など、簡単な関数で、一発で出ます。いくつかの数字の合計とか平均とか、グラフ作成とか、やってみれば、あっけないほど簡単です。三四郎があるのに、電卓を使っているなんて、もったいないです。これからは、電卓は過去のものになっていくかもしれません。かつて電卓がそろばんに取って代わったように。

データベースのように、ソート(並べ替え)、集計、絞り込みなんかも、お手のものです。データベースの機能を、データベースよりずっと簡単に使えることの魅力は、大きいです。この講座では、三四郎の基本操作の他、ある程度の関数が使えることを目標にします。

ところで、表計算というと、Excelが代表的ですね。一太郎Officeを推奨する私も、Excelがすぐれたソフトであることは認めざるを得ません。正直に言って、一太郎Officeの中で、表計算だけは、どうしてもMS-Officeにかなわないと思っています。それほどまでに、Excelの完成度は高いです。三四郎はExcelを強く意識して作られています。Excelを使える人なら、何の苦労もなく、三四郎を使えるでしょう。三四郎を起動したら、Excelかと見間違うほど、そっくりです。ただ、どうしてもExcelより劣る部分があります。

1枚のワークシートで32000行までしか扱えない。1つのセルには、2000文字までの文字列。

この2点は、私個人的に大いに不満です。Excelなら、この程度はぜんぜん平気です。(65536行、32000字)

しかし、この制限にひっかかるデータを表計算で扱おうとすること自体が、無謀なのかも知れません。大きなデータは五郎で扱う。そう割り切れば、三四郎の制約は、問題にならないでしょう。五郎なら、この程度のデータは楽々です。逆に五郎なら、Accessよりも、1つのセルに入るデータサイズが大きいです。

その他、細かい操作上の点についても、Excelの方が洗練されている印象はぬぐえません。とは言っても、それはもう、マニアックなレベルの話なのかも知れません。日常的に使うには、Excelと比べてのハンディはあまりないでしょう。

三四郎の方がExcelよりすぐれている点も、いくつかあります。まず、罫線を引くのが楽。一太郎の感覚で罫線を引けるのはありがたいです。そして、日本語を処理する関数が充実していること。例えば、ひらがなをカタカナに、カタカナをひらがなに、算用数字を漢数字に。表計算と言いながら、あんがい日本語の計算?に特長があるのが三四郎です。

【3.五郎の特長】

Access等の、一般的なデータベースは、ひとつのファイルでひとつのデータベースが成り立っているのが普通ですが、五郎は、ひとつのフォルダでひとつのデータベースが成り立っています。フォルダの中には、たくさんのファイルが見えますが、それらはファイル単体では用をなしません。このへんからして、Windowsのアプリケーションに慣れている人には奇異に思われるかもしれません。

五郎は、五郎単独でもじゅうぶん使えますが、Oracleに接続し、Oracleの端末として使うことを目指して開発されています。なので、Oracle的な作りとなっているようです。Oracleとは、企業等で大規模に構築されているデータベースのことです。ですから、五郎も、厳密な定義と頑丈な作りが、際だっています。初心者に使いやすい、と、ジャストシステムさんはPRしていますが、私は「テンプレートを使うなら」と条件を付けておきます。データベースを一から設計していくのは、やはり初心者には困難なことです。もっとも、データベースの設計が難しいのは、五郎だけでなく、Access等も似たり寄ったりですが。

ただ、定義が厳密なので、データベースの基礎を学ぶには絶好のツールと言えそうです。五郎の特長と言えば、検索・絞り込み・置換のきめ細かさです。「あ」で始まって、「いう」が途中にあって、「えお」が末尾につかないデータなどという指定が、初心者にもすぐできます。この検索だと、「あと3分待つということ」はヒットするけど、「あと3分待つこと」はヒットしません。この講座では、五郎でデータベースを作成し、絞り込みやソートを使えることを目標にします。

【4.必要な知識】

三四郎と五郎は、一太郎・花子のように文書作成のためのアプリケーションではなく、入力したデータを加工したり計算したりするためのアプリケーションです。根本から、目指すところがちがいます。

ですから、一太郎や花子では必要ないことが、三四郎や五郎では必要になってきます。その代表的なものが、「データ型」です。「123+1」というデータがあったとき、それが文字か数字か、ということです。文字ならば、「123+1」はどうしたって「123+1」です。数字なら、「124」と計算されます。ソート(並べ替え)において、その違いは歴然としています。1,12,2,24,3という4つのデータがそれぞれ文字なら、小さい順に並べると、1,12,2,24,3。それぞれ数字なら、1,2,3,12,24。えらい違いですよ、これは。

それから、and,or,not記号についても、マスターしたいところです。なにやら、大げさに聞こえますが、gooやinfoseekなどで、意識せず使っている人も多いはず。たとえば、「一太郎」と「花子」と「三四郎」を含むという指定は、gooの検索欄に「一太郎 花子 三四郎」と入力すればOKです。これを記号を使って書くと「一太郎 and 花子 and 三四郎」です。「一太郎」を含んで「ワープロ」か「文書作成」を含んで「花子」を含まないという指定は、「一太郎 and (ワープロ or 文書作成) not 花子」です。

表計算やデータベースでは、この記号を使えるかどうかで、ずいぶん守備範囲が変わってきます。この辺も、解説していきたいです。

【5.関数を使えたら脱ビギナーかも】

1+2=簡単ですね。では、○+2=○に入る値によって、答えが変わってきます。これが関数です。四則演算(+−×÷)だけでも、かなりの計算がこなせます。小学校の算数が理解できるなら、四則演算を三四郎で使うのは難しくないはず。

でも、三四郎にせよ、Excelにせよ、持っているけど使ったことがないっていう人、多いようです。表計算は、関数を使ってこそ、真価を発揮します。関数が使えるようになったら、とりあえず、ビギナーとは呼ばれないはずです。こわがらずに、挑戦しましょう。

関数は、なにも数字ばかりではありません。

Han("Abc")という関数は、()の中の文字列を半角に変えるというものです。答えは、"Abc"ですね。

何かを代入すれば答えが返るのが関数です。数字でも、文字でも、日付でも、それぞれ関数があります。

ちょっと関数の例を示しましょう。三四郎を起動してください。縦に「A」横に「1」というセル(枠)をA1とします。A1に「21世紀まであと何日?」B1に「=DateDiff("2001/1/1",ThisDate(),3)」と書いて、enterキーを押してください。もし、B1の=の前に'がついていたら、'を消してください。ほら、B1に、なにやら数字がでましたね?このファイル、名前を付けて保存しておきましょう。明日開くと、数字が1減っているはずです。

もうひとつ。さっき書いた下に、A2に「私は何日生きてきたか?」B2に「=DateDiff(C2,ThisDate(),3)」と書き、B2の=の前の'があれば消して、enter。そして、C2に「1970/7/31」などと、自分の誕生日を入れてみてください。それが、あなたが生まれてから過ごした日数です。

関数を身近に感じていただけましたでしょうか?文章で説明するとややこしく感じるかもしれませんね。キャプチャー画像でも説明していますので、どうぞご覧下さい。
参照図

また、どうしてもうまくいかない方は、上記の関数を設定した三四郎ファイルを用意しましたので、ダウンロードしてみてください。ただし、lzh形式で圧縮してあります。http://souraku.net/souraku/going_naturally/pc_naturally/ichitaro_office/kouza/download/20000801kansu.lzh

次回は、Shuriken、JustViewなど、インターネット関連について、ふれます。私が、まぐまぐでこのメルマガを発行する手続きは、すべてJustViewでおこなっています。一太郎Officeは、インターネット関連もなかなか味があります。

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