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ビギナーのための「一太郎Office」活用講座

〜 五郎で住所録 その12 〜

No.0029  2001/02/13 週刊 (無料)

◆第12回 置換 ◆

+++++++  も く じ  ++++++++

     1.置換の考え方
     2.文字列による置換
     3.ある項目をすべて同じ値に
     4.式による置換

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一太郎11と花子11、さっそくインストールしてみました。 一太郎のプロフェッショナル画面はいいですね。 花子も随所に機能強化が見られて、いい買い物だったという 感想です。 ヨイショする必要はないのですが、個人的に楽しみにしています。 でも、わずかに動作が重くなったような気も・・・

今回は、五郎で置換の話です。 「住所録データベース」を開き、「住所録台帳」を開いてください。

【1.置換の考え方】

テキストエディタを使い込んでいる人にとっては、「置換」というのは日常的になじみの深い概念ですが、一般にはあまりなじみのない方が多いようです。

「あいうえお」→「アイウエオ」これが置換です。「あいうえお」を「アイウエオ」に置き換えるという操作で実現できます。

その操作だと、「あいえおう」は「アイエオウ」になりません。「あ」を「ア」に、「い」を「イ」に、「う」を「ウ」に、「え」を「エ」に、「お」を「オ」に、という操作をすれば、「あいうえお」→「アイウエオ」、「あいえおう」→「アイエオウ」が両者、実現します。

この置換は、ひらがな→カタカナという規則性があるので、「関数」という概念が適用できます。すると、たとえば、Kata("あいうえお")を実行すれば、「アイウエオ」という結果が返ってきます。どんなひらがなでも、カタカナに置き換えられます。

テキストエディタの発想では、これは置換ではなく、マクロ機能ですが、五郎では、関数も置換コマンドで使えます。

ある文字をある文字に置き換えるというのを、「文字列による置換」、関数などを使って、規則性に基づく置き換えを、「式による置換」と言います。

【2.文字列による置換】

1月9日配信のNo.24で、「文字列による絞り込み」のことを、お話ししました。置換とは、「検索文字列」を「置換文字列」に置き換えるものです。「検索文字列」を探して、見つかれば、それを「置換文字列」に変えるわけです。「検索文字列」の指定の仕方は、じつは、「文字列による絞り込み」とまったく同じものです。

では、置換を試してみましょう。「編集」→「置換」→「文字列」を実行してください。「文字列による置換」ダイアログが開きましたね。

それでは、「関係」という項目で、「知人」を「友人」に置換してみましょう。

「検索文字列」に「知人」「置換文字列」に「友人」「検索方法」に「標準」「一致条件」に「部分」「検索項目」に「関係」と設定してください。

OKを押せば、置換完了です。


参照図

「トランザクション処理を反映しますか」と聞いてきますので、「いいえ」を押して下さい。置換はキャンセルされ、元の状態に戻ります。トランザクション処理を反映させたあとは、置換前の状態に戻せません。

ふつうのアプリケーションなら、「取消」というコマンドで実行後の操作を元に戻せますが、データベースは原則として、操作を元に戻せないものと思っておいてください。慎重に置換を実行しないと、思いがけない結果になってしまいます。

(注意 1)上記の置換の場合、「親の知人」という言葉までが「親の友人」に変わってしまいます。それがマズイなら、「一致条件」を「全部」にします。すると、「知人」は置換されるけど「親の知人は」そのままです。

(注意 2)「友人」→「知人」の置換を、「検索文字列」に「知」「置換文字列」に「友」「検索方法」に「標準」「一致条件」に「部分」で実行しようとすると、「知り合い」が「友り合い」になってしまいます。

(注意 3)もしうっかり、「検索項目」を「(すべての文字列型項目)」にしてしまうと、名前や住所に「知人」という文字があったとき、それらも置換されてしまうので、ご注意を。

【3.ある項目をすべて同じ値に】

例えば、「敬称」に、「様」「殿」「先生」など様々な言葉が入っていますが、これらをすべて「様」に統一したいとき。ある項目の値を全部同じにしたいとき、文字列による置換なら、正規表現を使うことになりますが、式による置換なら、簡単です。

「編集」→「置換」→「式」を実行してください。「式による置換」ダイアログが開きましたね。「文字列による置換」ダイアログと比べ、設定項目がじつにシンプルですね。

「対象項目」に「敬称」「置換式」に「"様"」と設定してください。

この意味は、「敬称」の項目は、どんな値があろうとも、空値であろうとも、一律「様」にするということです。練習ですから、実行してもトランザクションは反映しないでくださいね。

いっぽう、敬称をすべて空値にするなら、「対象項目」に「敬称」「置換式」に「nil」と設定してください。

nilは、空値という意味です。


参照図
【4.式による置換】

これまでの例は、文字列型項目に対する置換を見てきましたが、文字列型以外の項目に対しては、「式による置換」でないといけません。

「年賀状2001送った」という項目は数字型です。例えば、「年賀状2001送った」に収められた数字をすべて1増やしたいなら、「対象項目」に「年賀状2001送った」「置換式」に「[年賀2001送った] + 1」とします。小学校の算数のようにして、式を作ればいいのです。式のなかでは、項目名は[ ]で囲みます。トランザクションは反映しないでくださいね。


参照図

冒頭に例をあげた、関数を使った置換は、式による置換の醍醐味です。関数については、回をあらためて、お話しします。

      *   *   *

次回は、五郎の関数を使った置換を説明します。

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