+++++++ も く じ ++++++++
1.集計の補助用に項目を追加
2.1ヶ月単位で体重の平均を求める
3.毎日の体重の推移をグラフ化
4.グラフを整える
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五郎の説明において、ときどき、マクロや関数を使ってきました。 「ビギナーのための」というタイトルなのにと、とまどわれた方も いらっしゃったことと思います。 マクロも関数も使わず、テンプレートだけで五郎を使っていくことも できますが、それは主として記録のためのデータベースという ことになるでしょう。 しかし、それならば、健康管理や住所録という特定の目的に特化した フリーソフトやツールでも間に合うし、むしろ、五郎よりも 使い勝手がいいでしょう。 あえて五郎を使うのは、自分で自由にカスタマイズでき、 データを自由に分析したり加工したりできるのが魅力なのです。 そういった意味で、しばしばマクロや関数にふれてきました。 その場で理解できなくても、「こういったことが可能なのだ」と 受け止めていただければ幸いです。
前回つくった、「ダイエット管理」の表を開いて、一覧表示形式で表示してください。ある程度入力が進むと、どのぐらいのぺースで体重が推移しているか、知りたいですね。
1ヶ月単位で、体重の平均を求めてみましょう。そのためには、「グループ化/集計」という作業を行います。いま、日付の項目はあっても、「月」の項目はありません。日付でグループ化すると、1日ごとにグループ化されてしまいます。そこで、「月」の項目をあらたに作ってみましょう。
「定義編集」ボタンを押すか、「表」→「定義編集」を実行し、定義編集画面に移ってください。
「項目名」に「年」を追加します。データ型は「文字列」(固定長、長さは4)と設定します。「入力補助」タブの「連動式」に Year ( [入力日] )と入力します。入力日のデータから、年に当たる部分を抜き出すという意味です。(関数は、マクロバイザーから日付時刻を参照すればわかります)
同じように、「月」という項目を作ります。連動式には Month ( [入力日] )とします。
「表定義終了」ボタンを押すか、「ファイル」→「表定義の終了」でもとの画面に戻ってください。
次からデータを入力するたびに連動が実行されて、「年」「月」は自動で表示されますが、すでに入力されたデータについては、手動で連動を実行してやらないといけません。「編集領域」にマウスをおいて、「編集」→「レコード選択」→「全レコード選択」のあと、「データ」→「連動の再実行」
では、集計してみましょう。「データ」→「グループ化/集計」→「設定」を実行します。「グループ化/集計」ダイアログがでましたね。「グループ化/ソート」ボタンを押します。「グループ化/ソートの設定」ダイアログがでました。「グループ化項目」の「項目名」に「年」と「月」をセットします。これで、同じ年のデータがグループ化され、同じ年の中で、同じ月のデータがグループ化されます。
OKを押すと、「グループ化/集計」ダイアログに戻り、「グループ化項目」に年と月がセットされています。平均を取りたいのは「月」ですから、「月」を選択して、その右側、「集計:[月]に対する集計」の「現在の体重」で「平均」を選び、「年」で「最大」を、「月」で「最大」を選びます。ここで行った設定は、データと別の「集計行」の表示に反映されます。年と月はグループ化されていますので、グループ内はすべて同じ値です。最大も最小も同じです。とりあえず最大値を表示させます。ここでOKを押せばいいのですが、この集計を再度行うかも知れないときは、「登録」ボタンを押して、設定を保存しておきます。次回は、「条件呼出」ボタンを押して、設定を呼び出します。
ここで、OKをおせば、集計が完了です。「データ」→「グループ化/集計」→「表示行」で、「データ行」のチェックをはずすと、集計行だけが表示されます。
「データ」→「グループ化/集計」→「解除」で、集計を解除します。
毎日の体重の推移をグラフ化することもかんたんです。三四郎やExcelなどの表計算で、グラフを作成することはよく知られていると思いますが、五郎でも同様に、グラフ化できます。
グラフ化する前に、日付でソートしておきます。編集モード(追加領域が見えている状態)なら、「編集」→「編集の許可」で、閲覧モードに変更します。
「ツール」→「グラフ」→「対話による作成」を実行します。「グラフ対話作成」ダイアログが出ました。「項目一覧」で、「入力日」と「現在の体重」にチェックを入れます。そして、次へ進むと、グラフの形を選ぶダイアログが出ます。折れ線グラフを選びます。そして、次々進み、最後のダイアログでタイトルや軸タイトルを適宜設定して、「完了」。
苦もなく、グラフができたでしょう。
さて、できあがったグラフ、少々見栄えの悪いところもあります。まず、日付の文字が重なっています。日付軸の上で左クリックし、選択状態にしておいて右クリックし、「項目軸の設定」を実行します。「項目軸」ダイアログが出たら、「目盛設定」で「主目盛間隔」の「自動」のチェックをはずし、数値を10にしてOK。
すると、日付が10日刻みとなり、見やすくなりました。
縦軸(体重)も、「第1軸の設定」ダイアログで変更してみましょう。最大値を100、最小値を50、主目盛間隔を5、副目盛間隔を1にしてOK。
あと、ラベル文字やタイトル文字や背景色など、変更したい箇所を選んで右クリックすることで、様々に変更できます。
作成したグラフを印刷するには、「ファイル」→「印刷」を実行します。
「ファイル」→「名前を付けて保存」を実行すれば、HTML形式で保存され、Webサイトで公開できます。
「ファイル」→「データベース内部に保存」を実行すれば、マクロとして保存されます。次回、呼び出すには、「ツール」→「マクロ」→「実行・編集」で保存した名前を実行します。
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五郎の機能はまだまだうんとたくさんありますが、この辺でうち切って、次回からは三四郎へ移りたいと思います。