グラフィックボードやらマザーボードやら、なにゆーてんのかさっぱりわからんがな!!っていう人も多いと思います。別にわからなくてもいいですが、少しでもわかった方が、パソコンの構成を自分用に考えやすいものです。パソコンの中身がどうなってんねん?という話と、それぞれをどう選択したらいいかを、お話しします。
下の写真は、私が自作したタワー型パソコンの中身です。
マザーボードとは、右の写真のようなパーツで、最初にケースに固定し、マザーボードの上に、CPUやメモリやハードディスクやCDドライブ(DVD含む)や拡張ボードなどを乗せていきます。マザーボードは、「母なる大地」とでも言えるでしょうか。
マザーボードがなければパソコンは存在できませんし、パソコンの性能・拡張性・安定度など、かなりを左右します。マザーボードには、ATX(大きめ)とMicroATX(小さめ)の2種類の規格があります。さらに、マザーボードごとに、乗せることのできるCPUやメモリ、ハードディスク(規格と台数)、取り付けられるボードの種類と数が決まってきます。
上のパソコンで使われているのが、右の写真のマザーボードです。上の写真で、右側がケース前面ですが、その方へハードディスク、CDドライブ、フロッピードライブがまとめられています。左側、ケース背面の上の方に、電源があります。タワー型は300-400ワットが主流で、省スペース型は160-200ワットが多いようです。ケースが大きいほど電源にも余裕ができます。なお、300ワットと言っても、常にフルで300ワット消費されているわけではありません。
左の写真は、省スペース型パソコンの中身です。タワー型とは、ずいぶん空間のゆとりが違うのがわかるでしょう。
省スペースは、熱が逃げにくいので、CPUやグラフィック機能に制限があります。熱を出すパーツは電気も消費するので、電源容量からも、パーツに制限があります。
メーカー製の省スペースは、この写真よりもさらに狭く、手品のようなレイアウトとなっていることも多いです。左の写真は、マザーボードはMicroATXですが、メーカー製がそれより小さいとなると、これはもう、規格外のマザーボードであり、パーツの交換や拡張は、かなり厳しいでしょう。
パソコン内部で、いくらプログラムを実行しても、それを画面に表示しなければ、人間には理解できません。写真や動画はなおのことです。このごろの、パソコンが扱うデータは、文字だけでなく、写真や動画を含むものが多くなってきています。
デジカメの写真を、画面で見ようとしたけど、写真がすっすっと切り替わらないとか、ワープロに大きな写真を貼り付けたら動きがもたつくとか、そんな経験はありませんか? CPUやメモリを大きくすることで改善されるものではありますが、最も影響を受けるのは、グラフィック機能です。速さだけではありません。画面表示の美しさも大いに影響を受けます。
CPUやメモリは考えても、グラフィック機能を考えない人がけっこういるので、とくに強調したいです。グラフィック機能は、誰にとっても大切なポイントです。ゲームもしないしデジカメも持ってないといったって、インターネットはするでしょう。ホームページも画像だらけですよ。
グラフィック機能を、マザーボードに組み込んである(オンボード)こともありますが、オンボードの機能は、「間に合わせ」程度のものでしかなく、なかなか満足は得られないものです。そこで、グラフィック機能を専門に受け持つ「グラフィックボード」というパーツが作られています。
しかし、スペース、熱、電源容量などの関係上、とくに省スペース型では、グラフィックボードを搭載することが(事実上)不可能な場合もあります。タワー型でも、マザーボードにAGPスロット(グラフィックボードをさし込む場所)がないときには、グラフィックボードを搭載しない前提となっています。(PCIスロットにさせるグラフィックボードもあり、不可能ではありませんが)
「オンボード」という言葉がひんぱんにでてきます。B.T.O.でパソコンを買うとき、知っておきたい言葉です。
「グラフィック機能」に関して、少し説明しましたが、パソコンに必要な機能のうち、いくつかをマザーボード上にはじめから組み込んでおくことを言います。「ボードに乗っかっているで〜」という意味です。
オンボードでよく見かけるのは、サウンド、グラフィック、LANあたりでしょうか。これらは、パソコンに絶対必要な機能で、オンボードでなければ、別途、サウンドカード、グラフィックボード、LANボードをつけなければいけません。あと、最近当たり前のものとして、ケース前面のUSBもありますね。
高機能マザーボードをウリにしている場合、RAID、IEEE1394、Gigabit Ethernetなどが搭載されていることもありますが、意味がわからないなら、必要ないでしょう。意味がわかるようになって、これらの機能がほしくなったら、あとで追加できますし。
総じて、オンボードの機能は性能が低かったり制限があったりで、「オマケ」と考えた方がいいです。でも、自分にとって重要な機能でないなら、オマケでもいいでしょう。気にしたいのは、サウンドとグラフィックでしょうか。パソコンでいい音を聞きたいなら、オンボードでサウンド機能があったとしても、サウンドカードをB.T.O.にて選択すべきです。とくにこだわりがなければ、5000円程度のサウンドカードで十分でしょう。音はでさえすれば、音質にはこだわらないというなら、オンボードでじゅうぶんです。
電気屋さんでパソコンを買うと、ふつうはモニタもついていますね。しかしこれって、買い換えのときには、もったいないです。パソコンは古くなっても、モニタはそのまま使えることが多いからです。また、モニタのメーカーや機種を選べないのもねぇ・・・
ショップ製は、一般にモニタ別です。モニタは買っても買わなくてもいい。後でモニタだけ買ってもいい。パソコン買い換えの場合、モニタは買わなくてもいいでしょう。パソコン買い足しの場合は、モニタも必要でしょう。
モニタには、ブラウン管テレビのような形をしたCRTタイプと、薄っぺらい液晶(TFT)タイプがあります。それぞれ一長一短です。CRTの長所は、画面が細かくてきれいなこと、値段が安いこと、じょうぶなこと。TFTの長所は、場所をとらないこと、消費電力が低いこと、目が疲れにくいこと。場所さえあるのなら、CRTの方がいいように思います。
モニタのサイズも重要です。CRTは17インチ、TFTは15インチが一般的でしょう。これより小さいサイズはやめた方がいいです。きっと後悔します。できれば、これよりひとつ上、つまりCRTで19インチ、TFTで17インチあれば余裕です。仕事でパソコン使うなら、「ひとつ上」を考えた方がいいでしょう。
どこのメーカーがいいか、とよく聞かれます。答えにくい質問です。良いものほど値段は高いですし。あまり大きな声では言えませんが・・・
ナナオが最高、続いてミツビシ。安くてそこそこのものならイイヤマ。あとは、ご自身で研究してください。予算が許すなら、ナナオにすれば後悔しないでしょう。
ここでは、「CDドライブ」という言い方をしていますが、CDもDVDも同じ形をしたメディアで、ドライブとしても共通しています。CDは音楽、DVDは映像(ビデオテープの進化型)が一般的な使い方ですが、CDにもDVDにも、ソフトやデータを書き込むことが可能です。CDに書き込むとき、容量は640M、DVDなら4.7G(または8.54G)と、けた違いです。音楽CD、ビデオDVDのダビングもできます(著作権に注意!!)。
これらのメディアを、読み込みだけ(ROM)、1度書き込み可能(R)、何度も書き換え可能(RW)と、わかれます。「CD-ROM」は、CDを読み込むことだけできます。「CD-R」は、CDに書き込みができます。「CD-RW」は、フロッピーのように同じCDに何度も書き換えができます。
DVDも、ROM、R、RWは同じなのですが、やっかいなことに、DVD書き換え型には、DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RWの3種類の規格があるのです。国内ではマイナスのDVD-R/-RW/-RAMが優勢ですが、海外ではプラスのDVD+RやDVD+RWがけっこう使われています。最近、DVDの全規格に対応したドライブもでてきているようです。
購入に際しては、「CD-ROM」と「CD-RW(ROMとRも兼ねています)」の価格差がほとんどないので、「CD-ROM」という選択肢は捨ててもいいでしょう。DVDはROMとRWで価格差が大きいです。規格も気になるところ。そこで、安くしたいなら、「CD-RW」、ふつう「コンボドライブ」(CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM)、余裕があるなら、「DVD-RW」や「DVD Multi」などを選べばいいでしょう。
CDドライブは、あんがい壊れやすいです。CD-RWは、なおのこと、壊れやすいです。でもいいじゃないですか。ドライブだけ買っても安いもんです。交換も難しくないです。自分でチャレンジしてみましょう。メーカー製なら、無理でしょうが・・・
では、実際に注文するとき、どのように機種や構成を考えればいいでしょうか。概略は、すでにお話ししてきましたので、ひとつひとつのパーツの選び方を考えてみます。DOS/Vパラダイスの場合、どの機種も、基本的には本体のみです。必要に応じて、次のものを考えていってください。
【付加的なポイント】
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ショップ製は、すべてのパーツが購入後も変更・追加可能です(ノート型は除く)。なので、必要ないパーツをむやみに組み込むのは賢明ではありません。CPUとメモリとグラフィック機能のバランスを基本に考えていくべきです。CPUは、どれを選んでもじゅうぶん高速です。CPUをレベルアップすると、どんどん値段が上がってしまいます。CPUを抑えて、メモリとグラフィック機能を優先させた方がいいでしょう。メモリ256M以上(できれば512M以上)、グラフィックボードは1万円程度のもの(グラフィックボードのメモリ128M)あれば、CPUが低めでも快適なパソコンとなるでしょう。
考えるべき事柄として、まず、予算があるはず。
1.性能はどうでもいい。できるだけ安く
最も安い機種を選択し、メモリを256Mまたは512Mへ。それ以外は変更なし。別途、【付加的なポイント】を考慮。
2.ふつう程度のもので、できるだけ安く
CPUはPentium4の最低クラスで、グラフィック機能がオンボードならメモリは512M以上、グラフィックボード搭載ならメモリは256M以上。CDドライブはコンボドライブ。それ以外は変更なし。別途、【付加的なポイント】を考慮。
3.安くあげたいが、パソコンの使い方にこだわりがある
2にこだわりの部分を追加。
4.予算は気にしない
とはいえ、不必要にお金をかけることもないでしょう。CPUはほどほどに、メモリを1024M、サウンドカードを搭載、グラフィックボードは1-2万円程度、DVD-Multiドライブでどうぞ。
5.金のことをごちゃごちゃいうな
うらやましいです。私のスポンサーになって頂けませんか?