国道163号線沿い、すぐ北側に、銭司がある。
日本で最初にお金が造られた地。
その「最初のお金」を和同開珎という。
日本史で習ったのを覚えている人もいるだろう。
また、銭司には、お金にちなんだお寺「銭司聖天」さんもある。
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日本で最初の貨幣として知られる「和同開珎(わどうかいちん)」が、加茂の地で造られていた。その鋳造の跡が、加茂町銭司で発見されている。「銭司(ぜず)」の地名も、この鋳銭司に由来するもので、歴史の深さがしのばれる。
加茂に鋳銭司が置かれたのは、平城京に近く、木津川や街道が東西に走るなど、水陸交通の便があったことがあげられる。また、中国大陸や朝鮮半島から渡ってきた、高度な鋳造技術をもった渡来人たちが近くに住んでいたこともあったと考えられている。
お金にゆかりの深いこの地には、銭司聖天というお寺もある。国道163号線からよく見えるところ。
お寺のパンフレットから、由緒を記してみよう。



【由 緒】
現住職である宮野英順(尼僧)が御霊告を受け、大阪府八尾市に開基し、その加持祈祷の力を以て多くの人を救い導き、その恵みは全国に及んだ。そして篤信の方々の協力により、この地に本堂諸堂を開堂した。
別名を銭司聖天の名で親しまれているのは、この地が日本最初の貨幣、和同開珎を鋳造する鋳銭司の跡地に由来する。
本堂には各宗派の本尊、聖天堂には薬師如来をはじめ、金運向上、良縁成就の銭司聖天、千手十一面観音をお祀りしている。他にも全部で二十四神仏をお祀りし、各人にあった望みを叶えてくれる御神仏として信仰されている。