7世紀天武天皇が皇子の頃に、この地に狩猟にきて獲物を追い山頂の岩上にさしかかると、とつぜん大鹿が現れ馬が驚きたじろぎ、眼前の千尋の谷に進退きわまったとき、弥勒仏を祈念してあやうく難をまぬがれた。後日の目印に笠をおいて帰京し、のちに笠を探しに訪れた時、上空を舞う一羽の白鷺に導かれるように在処に気づいた。この岩を笠置石、山を鹿鷺(かさぎ)山と称し、巨岩に弥勒の像を刻んで伽藍を造建したことからという。
沿革
飛鳥路 −静かな集落、天照御門神社、甌穴−
笠置山 −修行場めぐり−