◆NAVI→   相楽ねっと   新着   サイトマップ   総合リンク集   ナチュプリ本舗
◆今はここ→   相楽好きやわ〜 >  笠置町 >  歴史と紹介 >  笠置山


笠置町/歴史と紹介

笠置山 行場巡り 1

【行場巡りルート】
笠やん追悼碑正月堂弥勒磨崖仏笠置石虚空蔵菩薩磨崖仏千手窟胎内くぐり太鼓石ゆるぎ石蟻の戸わたり二の丸あと後醍醐天皇行在所貝吹き石(舎利殿、毘沙門堂)

拝観料を払うと、そこから行場巡りの始まりである。案内図を手に、順に巡っていこう。とくに危ないところがあるわけではないが、修行の場だから、場を汚すような行為は慎みたいもの。

笠置山を登る/ 山門/ イラストMAP

椿本護王宮

椿本護王宮
椿本護王宮

 行場巡りの最初は、椿本護王宮というお宮さんである。案内図には載っていないが、笠置寺鎮守の神様である。行場巡りの無事を祈って合掌。

椿本護王宮(桃山時代)

 笠置寺鎮守、祭神、椿本護法善神を祀る。延喜8年(908)日蔵上人により吉野金峯山から勧請したものと伝う。向拝の虹梁の木鼻、海老虹梁の木鼻の渦絵様を単円でなく1,2回折って変化をつけるなど桃山時代の豊臣氏が社寺再興に用いた手法をセットで用いている。寺蔵文書は未発見であるが本堂とともに豊臣氏の再興の可能性がある。

笠やん追悼

笠やん追悼
笠やん追悼

 正月堂へ至る前に、弘法大師像があり、その横に「笠やん 追悼」というレリーフがある。笠やんとは、野良猫のことである。たかが野良猫が、こんなに丁重に扱われているのである。

 私自身、平成2年に、笠やんに道案内をしてもらったことがある。当時、私は、住む場所を探して、相楽郡内を歩き回っていた。たまたま両親と共に訪れた笠置山で、笠やんにめぐりあったのである。

 笠やんは、道に不慣れな私たちを案内し、後醍醐天皇行在所まで導くと、姿を消した。まるで、後醍醐天皇に何かの因縁があるかのように思われた。そう思わせるような、猫だった。

 彼は、訪れる人たちを、道案内したという。まことにもって、不思議な猫である。あれから12年たっても、私の心に焼き付いている。

笠やん 追悼

平成2年夏、どこから来たのか笠置山に住みついて5年。
多くの人々に愛され可愛がられた野良猫、笠やん。
笠置山を訪れた多くの観光客と共に日に何回となく笠置寺修行場を歩いていた。
人は案内猫、笠やんと呼んだが、君は君自身修行をしていたのではなかったのか。
君の姿を見ていると、ほんとうに猫だろうか、ほんとうは人間ではないかと。
愛され可愛がられた笠やん。
しかし平成6年2月2日、冬にしては風のない暖かい日だった。
君はき君の好きな駐車場脇で、冷たくなってしまっていた。
朝は元気だったのに、静かに笠置山を去ってしまった笠やん。
多くの人々に愛と夢と希望を与えてくれた笠やん、有難う。
  笠やんを愛した全国の多くの人々と共にここに君の名を
  永久に止めたいと思う。
 平成7年春    笠置寺住職  慶範

  愛し猫よ ひと声なりと 雪笠置
               森 義久

次へ




相楽ねっと    歴史と紹介