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地域ニュース

全国の地域ニュース(2001/08/01-2001/08/10)

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新聞社等のサイトに掲載された情報をもとに、モモがコメントをつけています。
このコーナーは、ニュースそのものを伝えることを目的とはしていません。
もとのニュースは、各新聞社のサイトを参照してください。

2001/08/10(金)

市町村合併、原発、教科書問題、原爆、酷暑

河北新報によると、岩手県大船渡市と三陸町の合併問題で、合併期日を11月15日とする方針を発表した。ところが、おさまらないのは、三陸町議員。9月29日の議員任期内に合併されれば任期延長されるメリットを後ろ盾に、9月29日以前の合併を推進してきた議員たちは、町長任期(11月17日)直前にきまった合併に、憤懣やるかたない。いずれにせよ、住民などあっち向いてほい!の低次元ドタバタを、部外者はおもしろおかしく見物しているのである。

新潟日報によると、新潟県刈羽村で、東京電力が戸別訪問を始めた。プルサーマル計画が、住民投票で否定されたことを受けてのもの。「これまでのわれわれの取り組みにどんな不足があったのかを含めて意見を聞き、地域での東電のあり方も考えたい」と東電コメントがあるが、話は簡単である。「利益と危険」の天秤で、危険が重かっただけのことである。利益が重ければ、反対の結果になっただろう。皮肉な言い方だが、利益なしに原発を心の底から歓迎する人は、まずいない。危険に目をつぶれる程度の利益を電力会社がくれるからこそ、推進できる。しかし、私たちは、そんなにも電気使用料を増やし続けたいのだろうか? 電気使用量を増やしたいのは、いったい誰?

神戸新聞によると、兵庫県明石市の歩道橋事故で、警備責任者を務めた警備会社「ニシカン」の大阪支社長は「警備体制の手薄さを指摘されるのが怖かった」と、事故報告書の改ざんを認めた。警備体制の手薄さは、重大ではあっても、過失だろう。改ざんは、過失ではない。人の命をなんと心得るか! 殺人罪を適用しても良いのではないか。

愛媛新聞によると、愛媛県教委が「つくる会」の中学歴史教科書採用を決めた問題で、様々な団体から抗議が押し寄せている。教委は、「全会一致で採択した」という。このこと自体が、不可解。知事のイエスマンの集まりであることを証明しているようなもの。全会一致ということは、議論がなされていないのだ。これまでの教科書が問題なしとは言えないが、このように極端な教科書が現に採用されるとあらば、私たちは自分の子どもを守る手だてを考えないといけなくなる。

長崎新聞によると、長崎市で「被爆五十六周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が営まれた。市長は「長崎平和宣言」で、今世紀を戦争や核兵器のない平和な時代とするため、長崎が力の限り努力していくことを誓った。前にも書いたが、体験者の痛みは深く、祈りは重い。戦争を知らない世代が国をリードするようになり、戦争を軽く考える風潮が広がっている。わずか、ひとりかふたりの命が奪われるような事件でも大騒ぎするのだから、そこから戦争の悲惨さに思いを馳せることができないものか。

琉球新報によると、沖縄県那覇市で、9日午後1時7分、最高気温が35.6度に達し、1890年の沖縄気象台の観測開始以来、沖縄地方の全観測地点を含めてこれまでで最高値を記録した。このニュースを見て、もうびっくり! 本州では、40度近い気温を連発しているというのに。沖縄は、そんなにも涼しいのか?

2001/08/09(木)

サメ、自治体のWeb、教科書問題

秋田魁新報によると、秋田県能代市の河口付近で体長約3メートルのサメらしき魚影を見たという情報が市役所に寄せられた。近くの海水浴場を遊泳禁止にした。ほかにも、このあたりでサメの目撃情報が相次いでいるという。鳥取のサメといい、いったいどうしたのだろう? アメリカでは今年、サメに襲われる人が続出していると聞いた。人間の傍若無人ぶりに、自然界の逆襲が始まったか!サメの惑星になてしまうのか!あゝ、人類の運命や、いかに!!

静岡新聞によると、静岡県豊岡村が、地域インターネットシステムを完成させた。これは、Webサイト作製とともに、行政サービス向上と効率化を目指し、村内の公共施設など13カ所を光ファイバーなどで結んだもの。このサイトは、村外向けというより、はっきり村内向けのようだ。きめ細かい住民サービスがWebでなされている。アイコンやボタンが大きすぎてわずらわしいことと、広報はPDFでなくHTMLで提供した方がいいのではないかと、この2点を不満に思うが、それは私の趣味の問題であるかもしれない。それにしても、こんなにわかりやすく、真に有益な情報が適切にかつ十分に提供され、双方向を生かし、すばらしい完成度の行政のサイトを見たことがない。現在の日本の自治体のWebにおいて、最高峰ではないか。

愛媛新聞によると、愛媛県教育委員会は、「つくる会」の中学歴史、公民の教科書を来年度から県立養護学校の一部で使用することを決めた。公立学校で扶桑社の教科書を採択したのは、東京都が養護学校の一部で採択したのに次いで2例目。当然のことながら、抗議が相次いでいるという。なぜ、ハンディキャップのある子たちを標的にするのか? そもそも、県の教育委員会は、知事に任命権があるので、知事の息のかかったメンバーが選ばれる。そして、知事の意向に沿った運営をしがち。教育委員会は、子どもたちのためではなく、知事にためにある。

2001/08/08(水)

サメ、アユ大量死

中國新聞によると、鳥取県沖の日本海でサメ騒動がもちあがり、県内17カ所のうち11カ所の海水浴場が遊泳禁止措置をとった。人を襲う可能性のあるシュモクザメが泳いでいる姿がテレビでも新聞でも報道された。幸いなことに、人への被害はでていないようだ。今年は、なにかと、動物が人間に近づいている。あちこちで、クマが出没し、多くの人がケガをしている(亡くなった方も)。カラス、イノシシ、シカ、サル・・・。人間と動物の関係が変わってきたのだろうか? 人間が動物たちの住みかをつぶしているだけとも思いにくい。いったい、なぜ?

高知新聞によると、高知県の四万十川で、アユが大量死している。酷暑のあおりを受け、急激な水温上昇が原因らしい。地球温暖化は、生物が生存しにくくなるほど進行しているのか。人間も、熱中症で亡くなる方が相次いでいる。いまから、温暖化を止められるか? 私たちが、不便を楽しむだけの心のゆとりを持てれば、少しは変わるかも知れないが。そう思うと、経済の失速も、悪いことばかりではない。

2001/08/07(火)

遺伝子組み換え、リサイクル、原爆と平和、教科書問題

北海道新聞によると、北海道で昨年、農水省の抜き取り検査で、日本への輸入が承認されていない米国産の遺伝子組み換えトウモロコシ「スターリンク」が見つかっていた。日本のトウモロコシの種子の9割は米国から輸入しているとのこと。スターリンクは、除草剤に強く、殺虫性の強いタンパク質が種子に組み込まれた遺伝子組み換えトウモロコシ。今のところ、具体的な健康被害は報告されていないが、安全であるとの保証もない。虫には毒だが、人間には無害と言われても、なかなか信じがたいのが人情だろう。農家も消費者も、不安を覚えるのは当然。米国産種子から国産種子へ乗り換えたり、タキイ種苗に遺伝子組み換えでないという保証書を求めたりする動きがでている。一方的に危険を喧伝するのは、かえって危険。しかし、危険であることがわかったときにはすでに遅いということも、たぶん正しいだろう。

山梨日日新聞によると、山梨県では、容器包装リサイクル法に基づく分別収集が完全実施された2000年度、10品目すべての収集を実施したのは15市町村だった。「紙製容器包装」と「プラスチック製容器包装」は分別基準が厳しく収集しにくいことなどがネックとなっているようだ。リサイクルは、必ず推進すべきものであることは、多くの人が認めるだろう。しかし、自分がリサイクルに協力しようとすると、けっこう煩わしいもの。このジレンマをどうするか。リサイクルせざるを得ない仕組みを考えていくしかないと思われる。人間の良心なんて、あてにはならない。リサイクルせざるは高くつく。不法投棄はさらにリスクが大きい。そんな仕組みが必要。

中國新聞によると、広島市原爆資料館東館の1階に地球平和監視時計が設置され、原爆記念日の6日、除幕式があった。この時計は、最後の核実験からの経過日数などを示すもの。今後、核実験が実施されると下段の日数がリセットされ、0に戻る。世界中から核兵器のなくなる日が来るのだろうか? 核兵器が平和を保つという考えも根強い。武器を突きつけあう平和より、握手しあう平和を、望みたい。

朝日新聞栃木版によると、栃木県国分寺町若林英二町長が、「つくる会」の中学歴史教科書を使う方針を決めた下都賀地区の採択委員会に反省を促す文書を朝日新聞社に寄せた。同町長は21日で任期満了となる。そして、教科書採択に公的立場で意見できるものではないだろう。その内容は「短期間であれ、中国戦線に参加した私がそこで見たものは侵略以外の何ものでもない。これほど国際的にも問題ある教科書を多数決によって各町に押しつける決まりは、いつだれが作ったのだろう。わが町では靖国(神社参拝問題)とか憲法9条問題、戦争について、いつも議会で討論されてきた。町教育委員会も十分に町民の意をくんでいるから賛成票を投じる訳はない。下都賀地区の協議会の猛省を促すものである」というもの。6日、自民党の野中氏が、テレビ放送において、靖国問題につっこんだ意見を述べられた。小泉首相の参拝意欲に対して慎重な対応を求める内容。政治声明を賭しているのではないかと思われるほど、肝っ玉のすわった話しぶりだった。野中氏が、そこまで靖国問題に意見を述べるのは、自らの戦争体験に基づくらしい。あと1ヶ月終戦が遅れていたら、自分はこの世にいなかったと。戦争を体験した人の言は、重い。だんだんと、戦争体験者が少なくなっていく。日本の平和政策が、体験から離れ、理屈の応酬によって決められる時代に、突入していく。

2001/08/06(月)

広島原爆記念日

中國新聞によると、広島市では、6日、被爆56周年の「原爆の日」を迎えた。平和祈念式で、広島市長は「21世紀の広島は人道都市として大きく羽ばたきたい」と平和宣言した。また、同市長は、「21世紀を核兵器のない、『平和と人 道の世紀』にするため全力を尽くすことを宣言します」と平和宣言。教科書問題や靖国参拝など、最近になって様々な問題が起きているが、被爆地の祈りの前にあっては、いかなる理屈もむなしい。

そして、小泉首相は6日の平和記念式典参列後、原爆資料館を訪れた。ほぼ無言で展示資料を見て回り、「恒久平和を願って」と記帳した首相。靖国参拝が平和とどう結びつくのか、疑問は尽きないが、この日の見学は心からのものと、信じたい。

そして、原爆ドーム周辺では、原爆投下時間の午前8時15分、平和記念式典で打ち鳴らされた「平和の鐘」を合図に、自ら倒れ込み56年前の悲惨な光景を再現する「ダイ・イン」が展開された。市民らのほか、反戦、反核を訴え、広島県内外から平和行進して集まった平和団体のメンバーや小、中学生ら約260人が参加。ダイインは、反戦運動の形として、しばしば行われてきた。戦争を厭い、平和を願う心は、理屈ではない。体で感じ表現するダイインは、意味のないものではないだろう。

2001/08/03(金)

環境ホルモン、タイワンザル安楽死、差別

北海道新聞によると、全国ニュースだが、環境省のリスク評価で、工業用洗剤の原料などに使われているノニルフェノールに、魚類の生殖器への内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)作用があることがわかった。メダカを使った実験で雄の精巣に卵(精巣卵)ができることが確認された。人への作用は弱いと考えられているが、魚を食べ続けていると・・・。こういうことを気にしていたら生きていけないと言う人もいる。その一方で、生活レベルを落としてもいいから危険をなるべく減らしたいと考える人もいる。地球を2つに分けて、それぞれ希望する方に住み分ければ、みんなが幸せになれると思うのだが。

紀伊民報によると、和歌山県で、動物園から逃げ出し野生化したタイワンザルがニホンザルとの混血を重ね、県北部で約200匹の群れに拡大している問題で、県自然環境保全審議会の鳥獣部会は、タイワンザルと混血ザルを群れごと捕獲し、睡眠薬で安楽死させる県の計画案を承認した。昨年8月、県は「ニホンザルの種が脅かされる」と薬殺計画を立てたが、批判が殺到し、その後、計画の是非を1年がかりで議論してきた。委員の1人が「人間が引き起こした問題の責任をサルに負わせるのか。税金を使ってでも群れの一部は生存させるべきだ」と主張したが、部会長は「飼育費用を考えると、生存案は採用できない」と判断したという。その委員の主張は、おそらく正論だろう。しかし、はたして税金を使うことに納税者の了解が得られるか。いちがいに県の判断を批判しきれないが、後味の悪さは残る。

佐賀新聞によると、佐賀県唐津市で同和問題講演会があり、ハンガリー生まれの数学者で、ユダヤ人であることを理由に差別を受けた経験を持つ早稲田大教授のピーター・フランクルさんが講演した。「日本人には自分に自信のない人が多い。そのことが他人をさげすむことにつながっていないか」という問題提起は、ズバリ核心をついていると思う。差別する側の弱さ。差別しないためには「自分らしく生き、自信を持てることを見つけることが大切」という。差別するのは、恥ずかしいこと。そんな風潮を育ててもいい。

2001/08/02(木)

IT入札の効果、歩道橋事故、広島と原爆

神奈川新聞によると、神奈川県横須賀市で、国に先行して取り組んでいた入札システムが、事務効率化のほか、透明性と競争性が高まったことで談合の抑止という面でも効果があることが実証された。指名競争入札を廃止し、誰でも入札に参加できるのだから談合が行われる余地は少なくなった。しかし、業界の中には「事前に根回しができれば(談合体質は)何も変わらない」との声もあり、「徹底的な制度改革がなければ談合抑止効果は上がらなかったはず」という市のコメントは大事なポイントをついている。IT革命は、インターネットを使うことではなく、社会の仕組みを変えていくことに他ならない。

神戸新聞によると、兵庫県明石市の歩道橋事故において、主催者側の明石市幹部と民間の警備担当者らが事故直後、警備員の人数を実際より水増しして発表、警察からの警備員の増員要請も「なかった」とすることで、口裏を合わせていた疑いのあることが明らかとなった。これだけでも、開いた口がふさがらないが、さらに、

毎日新聞によると、市の幹部と警備会社の担当者が事故直後、「茶髪の若者が暴れたことが事故原因ということにしよう」などと口裏合わせをし、その通りの発表をしていたことも明らかとなった。市長が陳謝していたのは、何だったのだ? まるで他人事ではないか。まったくもって、腐っている。

中國新聞によると、広島市原爆資料館が6日からバーチャル・ミュージアムを開設する。西館の展示資料約150点すべてを写真と説明文で公開するとのこと。教科書問題や靖国参拝などが勢いづいてきて、被爆体験の風化がおそれられる。事実を、自虐もせず、わい曲もせず、誇張もせず隠しもしないミュージアムに、希望を寄せたい。

また、同紙によると、広島市内の2000年度の被爆者数が9万人台を割ったことがわかった。平均年齢も70歳台に乗り、高齢化がすすんでいる。時がたつにつれ、被爆者の年齢が上がり、数が減っていくのは、分かり切ったことではあるが、だからこそ、なおいっそう、「忘れない」ための努力が必要になってくる。

2001/08/01(水)

草刈りヤギさん、災害弱者情報管理制度、米軍兵士の慰霊碑

高知新聞によると、高知県土佐町の農家有志が「山羊(やぎ)BANK」を発足させた。草刈り用のヤギを売買、賃貸するための取り込み。荒廃農地を防ぐのがねらい。やぶ状態の場所でも、1年ほどヤギを放牧すると、農地に復元可能な草地となる。草刈り用に牛も放牧されるが、ヤギの方が急傾斜地でも自由に動き回り、飼育も簡単で、ススキなどの堅い繊維質の葉も好んで食べる。昔は動物と共存していた人間が、やがて機械に頼るようになり、機械を操作する人手不足から、また、動物との共存へ帰っていく。

宮崎日日新聞によると、宮崎市消防局が昨年度から実施した、災害発生時に自力で避難が困難な高齢者や身体障害者らを優先的に救助する「災害弱者情報管理制度」の登録者数が伸び悩んでいる。すばらしい制度だと思うが、周知されていないらしい。災害時、弱い立場の人たちは後回しになりがち。自分が助かるのに精一杯という状況では、ついつい、弱い立場の人たちを忘れてしまう。平時からしっかりと、弱い立場の人たちがどこにいるのか把握しておくのが大事。

沖縄タイムスによると、沖縄県石垣島で、太平洋戦争末期の1945年4月、不当に処刑された米軍飛行士3人の写真を琉大教授がこのほど入手した。今月、石垣市内で開く兵士の慰霊碑の除幕式で出席者に披露するとのこと。この事件は、石垣島に来襲した米軍機が日本軍の地上砲火を浴びて墜落し、3人の飛行士が島内の海軍本部へ連行、刺殺された。戦後、処刑を命じた海軍司令らは戦犯として絞首刑に処せられ、「石垣島事件」として語り継がれている。「最初は心を閉ざしていた米国の遺族の方々も、慰霊碑建立の話を伝えると心を開き、写真提供もしていただいた。日米の市民レベルの平和交流のきっかけになれば」と語る教授。自国の歴史を誇り高きものにしたいなら、胸襟を開いて語り合うことが大切ではないか。戦争中だから仕方ないとか、相手もやっていることとか、そんなことは問題ではない。

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