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相楽郡プロファイル

土地利用と産業の状況

(1)土地利用

 圏域は北東部の山地と南西部の丘陵地及び低地から成立っている。

 全体の山林率は60.7%だが、東部山間地の笠置町、和束町、南山城村に集中しており、その約90%が私有林である。

 耕地は総面積の10.7%だが、田畑は南西部の山城町、木津町、加茂町、精華町に多く、樹園地は、茶の栽培が盛んな和束町、南山城村が中心である。笠置町は、町域の82.1%を山林が占めており、耕地面積自 体が少ないが、その中では田の割合が多くなっている。

 相楽都市計画区域として指定されているのは、西部の山城町、木津町、加茂町、精華町の4町で、学研都市エリアを含む木津町、精華町では町域全体が都市計画区域となっている。木津町を除く3町では大部 分が市街化調整区域であり、今後、都市的整備を薦めていく上では市街化区域の見直しの必要性が強まる と予想それる。

 また、超近代的な都市建設から自然豊かな農村までを含む相楽の全体としての地域づくりを考えるとき、それぞれの町村の特性を生かしながらひとつの圏域として住民及び社会の多様なニーズに応え、発展していけるような圏域全体としての土地利用が必要である。

(2)産業の構成

 相楽の主要産業は農業である。産業別就業者数で第1次産業が占める割合は、昭和50年に比べて平成2年には半減し10.7%となっているが、京都府の3.6%に比べ高い割合である。最も多くを占めるのは第3次産業就業者であり、昭和50年に比べ約10%増加している。町村別では和束町、南山城村で第1次産業就業者の割合が非常に高いが、その分第3次産業比が50%以下になっている。一方、木津町、加茂町、笠置町、精華町では第3次就業者比が60%を越えており、特に、木津町は70%近い。東部の山間地と西部の低平地部では大きく就業構造が異なっている。

 事業所は、卸・小売・飲食などの商業とサービス業の割合が高く、次に茶やたけのこなどの加工を中心とする製造業も多くなっている。サービス業関連の事業所は木津町、精華町に多く、製造業は茶の加工所が多い和束町に半数以上が立地している。また、全体の80%が、従業員10人未満の小規模な事業所である。

1.農業

 平成2年の全農家戸数は総世帯数の約2割を占めており、その内の12.8%が専業農家である。第1次兼業農家を加えると30.4%が農業を主体としている。16歳以上の農家人口総数に対する農業就業人口比も30.5%にのぼり、農家数は減少しているものの農業は依然として地域の主要産業てある。

 中心作物は、茶、野菜、米、工芸農作物等であるが、西部の低地、丘陵地では他品目の野菜、米、果樹、花き、たけのこ等が栽培されており、東部の山間地を中心に茶の生産が行われている。茶は圏域の特産品で、煎茶生産が主である。茶畑の面積は京都府全体の約60%を占め、荒茶生産量は府の約70%にのぼる。

 町村別では、和束町と南山城村で農業の比重が高く第1種兼業農家が30%以上を占め、農業就業人口は80%前後である。

 しかし、西部地域での都市化の進展による農地の減少や、東部での高齢化、若年層の流出による農業の担い手不足など、相楽における農業は今後さらに厳しい状況となることが予想される。これまで築いてきた農業生産基盤を守り活かしていくためには、農産品に商品としての競争力をつけ、流通・販売経路を開拓するなどの活性化戦略を展開していくことが必要である。

2.工業

 相楽では、製茶業など地域の特産品と密着した比較的小規模な加工型工業が発達してきており、山城町、和束町に以前から多くの工場が立地していた。

 製造品出荷額が最も大きいのは山城町で、木津町、加茂町、精華町の出荷額も近年増加してきている。山城町、和束町、南山城村では茶やたけのこを中心とした加工業、加茂町では繊維産業が多く、従来の地場産業が中心となっている。木津町は、金属及び電気機械の出荷額が多くを占め、精華町では電気機械工業に特化している。

3.商業

 圏域内の商業の中心は木津町であり、関西文化学術研究都市建設に伴い精華町などにも商業集積が図られようとしているが、近年の人口急増に対応し得るまでには至っておらず、奈良市や大阪市、京都市の商圏に組み込まれいる。

 また、商品の多様化や交通の利便性などを求める消費者のニーズに地元商店街が応えきれていない状況で近隣都市の大規模店へ買い物客が流出し、それがさらに地元商業の力を弱める結果につながっているとも考えられる。今後、都市化の進展により圏域の購買力は増大すると見込まれ、それを引きつけられるだけの商業集積を、適切な形で地元に形成し充実していくことが大きな課題である。

(相楽郡広域事務組合「相楽地区 ふるさと市町村圏計画」より)


茶の生産
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