はじめに
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かなしいことだけど、私のおなかの中に芽生えた命はわずか9週(3ヶ月)で、
天国へと旅立ちました。
妊娠したら赤ちゃんがうまれてくるのがふつうだと思っていたけど、
生まれてこれない命というものがけっこうあるのだとういうことを知りました。
一方で、無事に生まれてきてこうして生きている自分の、たくさんの人の
命の重さというものもあらためて、考えさせられました。
私に大切なことを教えにきてくれた赤ちゃんのためにも、
自分自身の気持ちの整理のためにも、
流産を通して私が経験したこと、感じたことをのせていこうと思います。
1999年11月
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このホームページを立ち上げてから約半年が過ぎました。
当初は、気分的にかなり不安定なこともありましたが、最近では流産
のことで落ち込むこともなくなり、毎日を楽しんで暮らしています。
今あらため思うのは、辛いことは無理して忘れることでもなく、
かといって、子どもを持つことに気負うこともないかな〜ということです。
赤ちゃんは授かりもの、時がくれば戻ってくるでしょう。
たとえ、私たちの元に子どもが授からなかったとしても、
それはそれで楽しい人生を過ごせるだろうな〜という自信もあります。
ようは、たとえどんな状況にあったとしても、私は私らしい人生を
歩んでいきたい、ということ。この気持ちを忘れずに日々を送っていきたい
と思う、今日この頃です。
2000年5月
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このホームページを立ち上げてから2年が過ぎました。
そして、いつの間にか私も母親になりました。
子育ては想像した以上にたくさんの迷いや不安や幸せを
運んで来てくれています。
子どもと一緒に過ごせる時間はかけがえのない時間だし、
日々成長していく我が子を見ていると命のすばらしさを
まざまざと見ているようで驚くことばかりです。
だけど、私の気持ちの中には流産したからこそわかる、
悲しみや苦しみや心の痛みも同時にあります。
たとえ今後何度子どもを授かることができたとしても
この気持ちは消えるものではないでしょう。
だからこそ、人の優しさや一人ひとりの命の大切さを
いつでもわかるような人間でありたいと思っています。
(なーんちゃってね。。)
2001年11月
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このホームページを立ち上げてからなんと12年ちかくが過ぎてしまいました。
長らく更新していない間に、私は4児の母になりました。
理想のお母さんとはすっかりほど遠いガミガミ母さんですが(^_^;)
なんとか毎日家族みんな幸せに暮らせているのも、
協力的で理解あるダンナさんと子どもたちのおかげかもしれません。
2011年3月11日におきた東日本大震災はたくさん方々の命を一瞬で奪っていきました。
なおかつ、いまだに原発事故と放射能汚染の収束は見えてきていません。
たくさんの犠牲をはらいつつ、いまもなおいつ終わるかわからない不安に
さらされて生きていかなければないらない私たち。
この日を境に、日本はどんどん変わっていかなければならない時代へと
はいったのかもしれません。
未来を担うこどもたちがどうか幸せを築いていくことができますように。。
どんなにつらく苦しいことがあろうとも明日に向かって希望を持って
生きて行くことができますように。。
2011年8月
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