仙の森へおいで!!

里山保全

モデルフォレスト運動とは

 地球サミットが開催された1992年に、カナダで、モデルフォレストという名の活動が始まりました。森は、人間にとって大切な存在ですから、みんなで森を支えていこうという活動です。森の利害関係者というのは、じつはとても広いです。森の所有者だけでなく、そこの地域住民、あらゆる企業(水や木や紙を使います)、あらゆる都市住民(環境の恩恵を受けています)、行政、NGOやNPO、大学などの横断的連携が必要です。

 京都府では、府民みんなで進める京都の森林づくりとして、京都モデルフォレスト運動が始まり、2006年11月には、この運動の推進主体となる『社団法人京都モデルフォレスト協会』が設立されました。


積水化学グループ様との協定

 積水化学グループ様が、モデルフォレスト運動の一環として、仙の森で保全活動に取り組んで下さることとなりました。その意義は、森林生態系の保全に貢献すること(CO2の吸収促進、生物多様性保全など)、自然体験を通じて自然環境の大切さを学ぶこと(環境意識の向上)、地域社会との環境コミュニケーションの促進にあります。

 2008年4月1日付で、積水化学グループ、京都府、南山城村、社団法人京都モデルフォレスト協会が協定を締結し、積水化学グループ様の森林保全活動がスタートしました。

協定  参加者

森林保全活動

植樹

 積水化学グループ様の第1回目の活動は、2008年4月13日に行われました。積水化学グループ社員様など45人の方がおこしになり、地域住民とともに、自然林の除伐をしました。積水化学グループの皆様の熱心なご活動により、みるみるうちに、森に明るい日差しが差し込むようになっていきました。仙の森が若返っていくようです。

 当日、植樹もしました。山の木と干渉しない場所を選び、植えた木は3本です。
  生き物のため→実のなる木→カキ
  人が喜ぶ→花の咲く木→ヤマザクラ
  水の保全→保水に役立つ木→コナラ
しっかり育つよう、指導員さんの手引きのもと、積水化学グループの皆様がていねいに植えました。

 なお、活動の様子は、ブログでもレポートしています。


森林保全活動  森林保全活動





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