高麗ハイツから奧へ進むと、大きな階段が見え、その上に色彩鮮やかな本堂が見えます。本堂の左側は、鐘楼堂です。
とくに春は、桜がきれいです。ここは標高が高いので、大阪や京都と比べ、3週間ほど桜が遅れます。4月中旬〜下旬ぐらいが満開です。
階段を登ると、目の前に本堂がそびえ立ちます。日本の寺院には見られない色づかいが、目を引きます。
約30坪の本堂(法堂)は、伝統的な韓民族の建築様式で建立されており、韓国の本瓦を使用した切妻屋根式の正面5間(14.5m)、側面は3間(9.5m)から成ります。前曹渓宗宗正 西翁大和尚が主席されておられた白羊寺の法堂を象徴として建立されました。
本尊は、高さ2.5mの釈迦牟尼仏を主仏としており、脇侍菩薩には文殊菩薩と普賢菩薩を奉り、正面右側には神衆檀(不動明王)、左側には高麗寺霊園に葬られているご霊駕のご位牌を安置しています。
本堂のすぐ左に、鐘楼堂があります。とてつもなく大きな鐘です。
世界は人類の歴史始まって以来、古今東西縷々として戦争が続いてきました。今もなお、地球のどこかで戦争が行われています。戦争のない世界人類の永遠なる平和と幸福を祈願し、平和の鐘を打ち鳴らします。
重量 9,300kg
高さ 2.57m
口径 1.98m
最長余韻 3分40秒
次は、日韓友好平和之塔へと進みます。