妊娠の兆候

生理が遅れて1週間、ちょうどその頃から微熱や体がだるくて「あやしいぞ、もしや・・・」
と思っていた私は相棒にも相談して、妊娠検査薬で早速調べてみることにしました。
案の定、陽性の結果が出たのですが、もう少し様子をみてから病院に行こうということになり
前々から決まっていた旅行へと行くことにしました。



病院へ

旅行は主に車での移動で、途中、登山までしてしまったのですが、、、
私たちの赤ちゃんなら大丈夫!と思いこみ、無事何事もなく帰宅しました。

次の日、見てもらえそうな病院を探し、隣町にある個人病院にお世話になることにしました。
婦人科ははじめてなのでドキドキ・ワクワク?しましたが、先生がよさそうな人だったので
安心して受診できました。

診察の内容は問診と内診でした。問診の時に「妊娠検査薬で調べて陽性だった」と言ったので
おきまりの?尿検査もありませんでした。
内診の時、超音波診断装置で子宮の中を見てみると胎のう(赤ちゃんが入ってる袋)が見えました。
先生に「前回の生理日からの週のわりに小さいね」と言われ、「赤ちゃんの姿も見えないので、
2週間後にまた来てください」と言われました。
ちょっと不安になったけど、生理の周期もちゃんとメモってなかったので、しょうがありません(T.T)。
でもちゃんと子宮の中に胎のうがあるのが確認できて安心しました。

それから、「これから2ヶ月くらいは流産しやすい時期なので気をつけてくださいね。
流産は10人〜8人に1人の割合でおこりますから・・・」と言われました。
その時はまさか自分が・・なんて思ってもいなかったけど、そんな高い割合で流産がおこるんだぁ〜
と新鮮に?思いました。だって、流産はよほど何かあった場合におこるものと思っていたから。。。



とりあえず妊婦

妊娠がわかったときは前の生理日から計算して、5週目(2ヶ月)くらいにはいったところでした。
仮の予定日は2000年の春だったので、2000年ベビーだぁ〜やったぁ〜!と内心はとても喜んでいました。
本やに行って妊娠に関する本を買ったり、インターネットで妊娠、出産に関するページを見に行ったり
妊婦生活を楽しみはじめました。

とは言っても、妊娠のことは双方の親にだけ報告して、安定期に入るまでは黙っていることにしました。
もともと個人のプライバシーにかかわることを他人に話すのは好きではないし、
なによりも大事なことだからこそ、しばらくは自分たちだけの中にとどめておきたかったのです。

体の方はとくに悪阻もなく、食欲もあり、これでも妊婦か?と思ったりもしたけど、
あいかわらず微熱は続いてるし、体中が重いような気がしてだるく、食べては寝てという生活で、
今までにもまして、ぐーたらとなっていました。



心臓が動いてる

ちゃんと育っているのか心配だったけど、2回目の検診時に、赤ちゃんの姿と心臓が動いている
様子を超音波診断装置で見ることができました。無事に育っているのがわかってうれしかったです。
先生に「心臓と卵黄のうと胎芽(赤ちゃん)が見えていれば、まずまず安心だよ」と言われ、
ホッとしました。「でもまだ1ヶ月半は気をつけてねっ」とくぎはさされましたが。。

やはりこの時も「週数のわりに赤ちゃんが小さいね〜。今度のときに正確な
予定日を出しますから、また2週間後に来てください」と言われたのがちょっと気がかりでした。
自分では、心臓がちゃんと動いているんだから、大丈夫!次の時にはちゃんと大きくなってるもん。
って、言い聞かせていたように思います。

このくらいからか、軽い悪阻のようなものも感じるようになりました。
口の中が異常に気持ち悪かったり、急にムッとするようになったり、食べ物の味の感覚が
ずれてきたり・・・、吐くところまではいかなかったのですが、結構しんどかったです。
そうそう、空腹になるのがしんどかったな。なので、食事はいっぺんにたくさんとるよりも
少量をこまめにとるようにしました。悪阻がひどり人はもっとたいへんなんだろうなぁ〜
としみじみ実感しました。



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