仙の渓谷、不動渓谷は、不動滝の下流です。仙の森がお手軽であるのに対し、渓谷は誰でもOKとは言えません。岩場をロープで登ったり、岩場を通り抜けたりします。「道」はありません。通れるようにして通る、という、ほんとうのアドベンチャーです。小学生未満のお子様は難しいでしょう。足腰に自信のない高齢者も難しいでしょう。小学生以上、60歳ぐらいまでの健康な男女が対象です。
初めての方は、案内人が必要です。2回目からは、案内人なしでもいいかもしれません。
アドベンチャーといっても、普通の服で、装備なしに、ロッククライミングのような特殊な技術もなしに、普通の人が普通に行けます。その意味では、「お手軽な冒険」とも言えます。
お手軽とはいえ、冒険は冒険です。他人を背負って進むことはまず困難です。自力で行けない場合、早めに引き返してください。また、1人では絶対に行かないでください。仙の岩場付近が最も難所です。
ここでは、それぞれの見どころ(というか、挑戦しどころ)のご紹介をします。どこをどう歩いても自由ですが、山神閣を出発点にし、森歩きと兼ねるのがいいでしょう。おすすめコースを設定してみました。右の地図で、赤い矢印をたどるコースです。逆回りでもかまいません。
一般的なコース
山神閣→赤い道→青い道→不動滝参道→渓谷橋→仙の渓谷→仙の岩場→仙の出合→不動渓谷→不動滝→不動滝登り→不動橋→緑の道→赤い道→山神閣へ
渓谷めぐりは、道がないので、自分で考えながら進みます。都会と同じように進むと危険な場合もあります。いくつか、気をつけるポイントをあげておきます。